いつ‐か【何時か】
[副] 1 未来の不定の時を表す。そのうちに。「—お会いしたい」「あの国には—行ってみたい」 2 過去の不定の時を表す。いつぞや。以前。「—来た道」「—読んだ本」 3 時がたつのに気がつかないさ...
いつ‐じ【逸事/軼事】
世間に知られていない隠れた事柄。
いつつ‐どうぐ【五つ道具】
江戸時代の大名行列で、槍・打ち物・長柄傘・挟箱(はさみばこ)・袋入れ杖(つえ)の5種。「引き馬に—」〈浄・会稽山〉
いつつ‐ぼし【五つ星】
紋所の名。一つの円の周りに四つの円を並べた図柄。
いつまで‐も【何時迄も】
[副] 1 ある事柄が終わるときの限度がないさま。末長く。「—お幸せに」 2 どこまでも。あくまでも。「—辞退仕りまする」〈虎寛狂・素襖落〉
いで
[感] 1 対象をある行動に誘ったり、促したりする気持ちを表す。さあ。どうぞ。「—、君も書い給へ」〈源・若紫〉 2 思い立って行動しようとする気持ちを表す。さあ。どれ。いざ。「橘の古婆の放髪(は...
いで‐や
[感]《「や」は終助詞、「いで」を強めていう語》 1 困惑やとまどいや不承知の気持ちなどを表す。いやもう。さあ。さてまあ。「—、憂かりける世かな」〈源・少女〉 2 改まって事柄を述べるときに用い...
い‐と【意図】
[名](スル) 1 何かをしようとすること。「早期開催を—する」 2 何かをしようと考えている事柄。おもわく。もくろみ。「相手の—をくむ」
いと‐すじ【糸筋】
1 糸の筋。糸。また、糸のように細く長いもの。「—ほどの光」「涙の—」 2 物事の筋道。「事柄の経過の—を整理しているらしいのである」〈鴎外・青年〉 3 琴や三味線などの弦。「—ならして、恋慕の...
いとまき‐の‐たち【糸巻の太刀】
柄(つか)と、鞘口(さやぐち)から帯取りの二の足金物あたりまでを平組の糸で巻いた太刀。