けんぼう‐ぞめ【憲法染】
黒茶色の地に小紋を染め出したもの。慶長（1596〜1615）のころ、吉岡流4代目憲法(けんぼう)の考案という。吉岡染。
こうさ‐おせん【交差汚染】
汚染度の低いものが汚染度の高いものに接触して汚染されること。調理者が生肉と調理済みの食品を同時に扱ったことで料理が汚染されるなど。→ハサップ
こう‐ぞめ【香染（め）】
丁子(ちょうじ)を濃く煎(せん)じた汁で染めたもの。黄色味を帯びた薄茶色。→丁子染め
こうろ‐ぜん【黄櫨染】
染め色の名。黄色みがかった茶色。黄櫨(はぜ)の樹皮と蘇芳(すおう)の心材の煎汁に、灰汁(あく)・酢などを混ぜて染めたもの。嵯峨天皇以来、天皇の袍(ほう)に用いられる。
こ‐ぞめ【濃染（め）】
色を濃く染めること。また、その染めた物。⇔薄染め。
こばたけ‐ぞめ【小畠染】
江戸時代、延宝〜貞享（1673〜1688）ごろ、小畠了達や甥(おい)の吉右衛門らが染め出したというサラサ染め。しゃむろ染め。
こもん‐ぞめ【小紋染（め）】
型紙を使って細かい文様を染めること。また、染めたもの。鮫(さめ)小紋・松葉小紋・縞小紋など。
ころく‐ぞめ【小六染】
紅白左巻きで、馬の手綱に多いだんだら染め。江戸時代、歌舞伎役者の嵐小六が舞台衣装に用いたのが始まりという。手綱染め。
こんごう‐かんせん【混合感染】
同時に2種以上の病原微生物に感染すること。
こん‐ぞめ【紺染（め）】
紺色に染めること。また、その染め物。
