ど‐ちゅう【土柱】
石や岩塊があるために、その下の軟らかい土砂の層が雨水の浸食作用から保護され、柱状に残ったもの。徳島県の阿波の土柱は国の天然記念物。
なか‐ばしら【中柱】
1 茶室内の炉の隅に立てられる柱。ゆがみばしら。 2 部屋の中央にある柱。「母屋の—にそばめる人」〈源・空蝉〉
にく‐ちゅう【肉柱】
貝柱(かいばしら)。
ねっちゅう【熱柱】
⇒プルーム
ねつぎ‐ばしら【根継ぎ柱】
1 根継ぎをした柱。 2 一家を継ぐべき人。跡取り。後継者。「年久しく—の男子もなければ」〈浮・三代男・二〉
はし‐ばしら【橋柱】
橋桁(はしげた)を支える柱。橋脚。
はしら【柱】
[名] 1 地面・礎石・土台の上に垂直に立て、屋根・梁(はり)・床など上部の荷重を支える材。 2 縦に長く1の形状をしたもの。「火の—が立つ」「水—」 3 グループの中心となる人。頼りとなる者...
はっかく‐ちゅう【八角柱】
底面が八角形の角柱。
はっつけ‐ばしら【磔柱】
1 「はりつけばしら」に同じ。 2 人をののしっていう語。磔野郎(はっつけやろう)。「馬方仲間の恥さらし。ええ—め」〈浄・丹波与作〉
はなっ‐ぱしら【鼻っ柱】
《「はなばしら」の音変化》人と張り合って負けまいとする意気。向こう意気。負けん気。鼻っぱし。鼻っぱり。