かぶぬし‐しほんしゅぎ【株主資本主義】
企業経営の理念として、株主利益の追求を最優先とする考え方。利益追求のための人員削減や、市場での規制緩和の働きかけなどが肯定される。公益資本主義(ステークホルダー資本主義)と対比される。
かぶぬししほん‐はいとうりつ【株主資本配当率】
⇒ディー‐オー‐イー(DOE)
かぶぬししほん‐ひりつ【株主資本比率】
⇒自己資本比率
かぶぬししほん‐りえきりつ【株主資本利益率】
⇒アール‐オー‐イー(ROE)
かぶぬし‐そうかい【株主総会】
株式会社の意思決定機関で、議決権を有する株主によって構成される。常置の機関ではなく、決算期ごとに招集される定時総会と、随時に招集される臨時総会とがあり、定款変更、解散、合併、取締役・監査役の選任...
かぶぬし‐だいひょうそしょう【株主代表訴訟】
⇒代表訴訟
かぶぬし‐ていあん【株主提案】
株主が株主総会の議案を提出できる制度。総株主の議決権の1パーセント以上、または300個以上の議決権を、6か月以上前から保有する株主が行うことができる。複数の株主が議決権数を合算して要件を満たすこ...
かぶぬし‐はいぶん【株主配分】
企業が得た利益を配当や自社株買いなどの方法で株主に配分すること。 [補説]純利益に占める株主配分の比率を総配分性向といい、海外から投資の増加を背景に重要視する企業が増えている。
かぶぬし‐めいぼ【株主名簿】
株式会社が自社の株主の氏名・住所・保有株数などを記録している名簿。会社法により作成が義務づけられている。 [補説]株式等振替制度の導入により、平成21年(2009)から、上場株式の株主名簿書き換...
かぶぬし‐もちぶん【株主持(ち)分】
会社の純資産のうち、株主に帰属する部分の金額。会社の純資産から少数株主持分などを除く。自己資本と同義。