かく‐ささつかん【核査察官】
核不拡散条約加盟国の原子力施設に立ち入り、保障措置(核査察)を行う、国際原子力機関(IAEA)の職員。
かく‐さん【拡散】
[名](スル) 1 広がり、散らばること。「核の—を防止する」 2 混合流体が高い濃度から低い濃度の所へと移動して、一様な濃度になる現象。分子の熱運動によって起こる。 3 SNSなどのソーシャル...
かく‐さん【核酸】
生物の細胞核中に多く含まれる、塩基・糖・燐酸(りんさん)からなる高分子物質。糖がデオキシリボースであるデオキシリボ核酸(DNA)と、リボースであるリボ核酸(RNA)とに大別される。
かくさん‐いやく【核酸医薬】
DNAやRNAを構成する4種類の塩基を組み合わせた核酸分子を用いた薬剤。疾患の原因となる遺伝子やたんぱく質に直接作用し、その部位を切り取ったり、はたらきを阻害したりすることで治療する。RNAアプ...
かく‐し【核子】
原子核を構成する素粒子である陽子・中性子の総称。ニュークレオン。
かく‐シェアリング【核シェアリング】
⇒核共有
かく‐シェルター【核シェルター】
核攻撃から身を守るために設けられた避難所。爆風や熱・炎、放射性物質を避けられるよう、多く地下に設置され、機密性が高く高性能の換気装置を備える。
かく‐しつ【核質】
細胞の核をつくっている原形質。核膜に包まれ、核液・染色糸・仁などを含む。
かく‐しゅ【核種】
原子番号・質量数・エネルギー状態によって特徴づけられる原子核あるいは原子の種類。原子番号が同じで質量数の異なるものを同位体といい、原子番号・質量数が同じでエネルギー状態の異なるものを核異性体という。
かくしゅ‐ぶんせき【核種分析】
放射化分析、質量分析、α線やγ線のエネルギースペクトルを分析し、放射性核種の同定を行うこと。