じゅう‐イオン【重イオン】
α粒子より重いイオン。加速器の研究分野では、ふつう質量数が20以上の原子核を指す。
じゅう‐げんそ【重元素】
水素やヘリウムより重い元素。恒星内部の核融合反応や、超新星爆発によって生成された元素のこと。炭素以上の元素や、アルゴンより重い元素を指す場合もある。→軽元素
じゅう‐ようし【重陽子】
重水素(ジュウテリウム)の原子核。陽子1個と中性子1個とからなる。デューテロン。
じゅう‐ようばい【重溶媒】
溶媒に含まれる水素原子を重水素に置き換えたもの。核磁気共鳴(NMR)による試料分析で利用する。主にクロロホルム、メタノール、水などを重水素化した溶媒が用いられる。重水素化溶媒。
じゅ‐せい【受精】
[名](スル)雌性生殖細胞の卵に雄性生殖細胞の精子が融合し、両者のもつ核が合体すること。
じゅんかく‐せいぶつ【准核生物】
原核生物と真核生物の中間的な細胞構造をもつ生物。核が二重膜で囲まれた真核生物と異なり、一枚の膜で囲まれた核様体と内部共生体をもつ。2010年に水深1200メートルの海底で初めて採取され、真核生物...
じゅん‐きょせい【準巨星】
恒星のうち、巨星に準ずる星。主系列星よりやや明るく、巨星へ進化する中間段階に位置する。水素の核融合がほぼ終了し、中心部分にヘリウムが集まっていると考えられる。代表的な準巨星として、小犬座のプロキ...
じょうおん‐かくゆうごう【常温核融合】
室温程度の常温で生じるとされる核融合反応。低温核融合の一つ。1989年に米国の研究者らが、パラジウムやチタンを電極として重水を電気分解すると重水素による核融合反応が起こると発表。これに対して多く...
じょう‐かく【娘核/嬢核】
細胞分裂における核分裂でできた二つの核。もとの核を母核(ぼかく)とよぶのに対していう。むすめかく。
むすめ‐かく【娘核】
⇒じょうかく(娘核)