こん‐りゅう【根粒/根瘤】
根粒菌が植物の根に入り込んで共生してつくるこぶ状の部分。
こんりゅう‐きん【根粒菌】
エンドウ・ソラマメなどのマメ科植物の根に共生し、根粒をつくる土壌細菌。空気中の窒素を固定し、アミノ酸や亜硝酸を植物に供給する一方、植物が光合成で生産した炭水化物を得ている。リゾビウム。根粒バクテ...
こんりゅう‐さいきん【根粒細菌】
⇒根粒菌
こんりゅう‐バクテリア【根粒バクテリア】
⇒根粒菌
根(こん)を詰(つ)・める
一つの物事を、精神を集中させて、続けて行う。「—・めて仕事をする」
ね【根】
1 維管束植物の基本器官の一。普通は地中にあって、植物体を支え、水・養分を吸収する。先端に根冠に包まれた生長点があり、根毛をもつ。「植木の—がつく」「竹が—を張る」 2 立ったり生えたりしている...
ね‐あか【根明】
[名・形動]ねっから性格が明るいこと。また、そのさまや、そういう人。「—な(の)お調子者」⇔根暗(ねくら)。
ね‐あがり【根上(が)り】
木の根が地上に現れていること。「—の松」
根(ね)浅(あさ)ければ則(すなわ)ち末(すえ)短(みじか)く本(もと)傷(やぶ)るれば則(すなわ)ち枝(えだ)枯(か)る
《「淮南子(えなんじ)」繆称訓から》根元が深くしっかりしていなければ枝葉もよく伸びず、幹が傷んでいると枝葉も枯れる。基礎がしっかりしていないものは伸びがなく、すぐだめになるということ。
ね‐あわせ【根合(わ)せ】
物合わせの一。平安時代の遊戯で、陰暦5月5日の端午の節句に、左右に分かれて菖蒲(しょうぶ)の根の長短を比べあい、和歌を詠み添えて勝負を競ったもの。菖蒲合わせ。