いんとう‐おん【咽頭音】
音声学で、咽頭の後壁に舌根を接近させて調音される、しわがれたうなり声のような摩擦音。アラビア語などにみられる。
いんとう‐か【咽頭化】
[名](スル) 音声学で、[t]や[s]などの子音が舌根の咽頭後壁への接近を伴って調音されること。
インド‐ゴムのき【インドゴムの木】
クワ科の常緑高木。幹は直立し、高さ30メートルにもなり、気根を出す。葉は大きく楕円形で厚い。幹から樹液をとり天然ゴムの原料とした。インドの原産で、観葉植物。
インドール‐らくさん【インドール酪酸】
《indolebutyric acid》植物ホルモンの一。発根促進作用があり、挿し木や挿し芽の際に、発根に利用される。
いん‐の‐しま【因島】
広島県、芸予(げいよ)諸島東部の島。中世、村上水軍の根拠地。瀬戸内しまなみ海道が通る。
広島県南東部、瀬戸内にあった市。造船業や除虫菊栽培で発展。平成18年(2006)1月、瀬戸田町とともに...
いんば‐ぬま【印旛沼】
千葉県中北部の沼。利根川下流の低地にあり、もと面積21.3平方キロメートルあったが、江戸時代から干拓が進められ、現在は3分の2弱に縮小、北印旛沼と西印旛沼に分かれた。佐倉宗吾にちなむ甚兵衛(じん...
インプラント【implant】
《移植の意》臓器が疾病や外傷によって機能を喪失したり欠損したりした場合、その機能を回復させるため生体内に埋め込む器具や材料のこと。特に、顎骨(がっこつ)に人工歯根を埋め込こんで、歯を回復させる治...
インプラント‐ちりょう【インプラント治療】
歯の抜けた顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療方式。
いん‐みょう【因明】
《(梵)hetu-vidyāの訳》古代インドの論理学。五明(ごみょう)の一。物事の正邪・真偽を論証する法。宗(しゅう)(命題)・因(立論の根拠)・喩(ゆ)(例証)の三段からなる論式。
いん‐ろう【印籠】
腰に下げる長円筒形の三重ないし五重の小箱。室町時代に印・印肉を入れていた容器で、江戸時代には薬を入れるようになった。表面に漆を塗り、蒔絵(まきえ)・螺鈿(らでん)・堆朱(ついしゅ)などの細工を施...