ぼう‐し【茅茨】
チガヤとイバラ。また、それでふいた粗末な屋根や粗末な家。「—煙に籠(こ)もって夜の月朦朧(もうろう)たり」〈太平記・二七〉
茅茨(ぼうし)剪(き)らず采椽(さいてん)削(けず)らず
《帝尭(ぎょう)が、宮殿の屋根をふいたカヤの先端を切りそろえず、垂木(たるき)は丸太のままで削らなかったという「韓非子」五蠹の故事から》宮殿、また住居などの質素なさまをいう。
ぼうしつけっせつかいきせい‐ひんぱく【房室結節回帰性頻拍】
発作性上室性頻拍の一種。房室結節が2本の伝導路で形成されている場合、心筋を動かす電気刺激が房室結節内で旋回することにより、頻拍が発生する。カテーテルアブレーションによって伝導路の一つを焼灼するこ...
ぼう‐たん【妄誕】
[名・形動]言うことに根拠のないこと。また、その話。もうたん。「敢えて—無稽をとがめず」〈逍遥・小説神髄〉
ぼう‐だん【妄断】
[名](スル)はっきりした根拠もなく断定すること。誤った判断を下すこと。また、その判断。もうだん。「知るべからざる神為に係るものと—せり」〈尺振八訳・斯氏教育論〉
ぼう‐だん【妄談】
根拠のない、でたらめな話。もうだん。「竜宮乙姫の虚誕、地獄天狗の—」〈増山守正・西京繁昌記〉
ぼう‐ね【棒根】
まっすぐ下に伸びている草木の根。
ぼう‐ふう【防風】
1 風を防ぐこと。風防。 2 セリ科の多年草。高さ約80センチ。根は垂直に伸びて堅い。葉は羽状に細かく裂け、裂片は細長い。8、9月ごろ、白い小花を多数つける。中国などに分布。漢方で根を発汗・鎮痛...
ぼく【木】
[名・形動] 1 立ち木。樹木。 2 年月を経て、ふしくれだった樹木の根や幹。築山などに用いる。「みごとな—」 3 材木。転じて、木を材料にしたもの。木製。「—の煙草盆」 4 気のきかないこと。...
ぼく‐めつ【撲滅】
[名](スル)完全にうちほろぼすこと。根こそぎなくしてしまうこと。「白アリを—する」「伝染病を—する」