りん‐えん【林縁】
森林の、草地や裸地に接する部分。微気候条件の変化があり、林内と異なる多様な動植物がみられる。
りん‐かん【林冠】
森林で、樹冠どうしが接して横に連なる部分。
りん‐がく【林学】
森林と林業に関する技術や経営・経済などについて研究する学問。
りん‐ぎょう【林業】
森林を育成し保護して、主に木材を生産する産業。山菜の採取や木炭製造なども含む。
りんぎょう‐きほんほう【林業基本法】
林業に関する政策目標を明らかにし、それを達成するための基本的な施策を示した法律。昭和39年(1964)施行。平成13年(2001)、林業の振興に加え、森林の多面的機能の持続的な発揮を基本理念に掲...
りんぎょう‐しけんじょう【林業試験場】
1 林業に関する試験・分析・鑑定・調査、種苗標本の配布や講習などを行った林野庁所属の機関。昭和63年(1988)森林総合研究所に改組を経て、平成13年(2001)独立行政法人に移行。 2 1と同...
りん‐ご【林檎】
バラ科の落葉高木。また、その果実。葉は卵円形。4、5月ごろ、葉とともに白または淡紅色の5弁花を開き、のち球状の赤色などの実を結ぶ。甘酸っぱく白い食用部は、花托の発達したもの。ヨーロッパ中部から南...
りん‐しょう【林床】
森林の地表面。光が林冠により遮られるため、耐陰性の強い植物や菌類などが生育。
りん‐そう【林相】
木の種類や生え方などによる、森林の様相。「門のように迫った両側の丘の—も」〈大岡・野火〉
りんね【輪廻】
森田草平の自伝的長編小説。「女性」誌の大正12年(1923)10月号から大正14年(1925)12月号にかけて連載。大正15年(1926)単行本刊行。