がく‐どう【楽堂】
聴衆を集めて音楽を演奏するための建物。音楽堂。「—の入口を這入ると」〈漱石・野分〉
がくによす【楽に寄す】
《原題、(ドイツ)An die Musik》⇒音楽に寄せて
がく‐じん【楽人】
⇒がくにん(楽人)
がく‐にん【楽人】
雅楽を演奏する人。また、その家柄。特に平安中期以後、楽所別当の下にいて、五位・六位に叙されていた家柄。伶人(れいじん)。がくじん。
がく‐の‐どう【楽の堂/額の堂】
昔、戦場で警戒のために番兵の詰めていた小屋。
がく‐の‐ふね【楽の船】
中で音楽を演奏して遊んだ船。「例の—ども漕(こ)ぎめぐりて、唐土(もろこし)、高麗(こま)と尽くしたる舞ども、種(くさ)多かり」〈源・紅葉賀〉
がく‐は【楽派】
音楽史で、ほぼ同じ時代に活動し、様式や構成などに共通性をもつ作曲家の一群。「ロマン—」「ウィーン—」
がく‐びわ【楽琵琶】
雅楽器の一。各種の琵琶の中では最も大きく、水平に構えて演奏する。弦は4本。管弦合奏と催馬楽(さいばら)の伴奏に使う。
がく‐ふ【楽譜】
歌曲または楽曲を、一定の約束に従って、記号を用いて書き表したもの。「—を読む」
がく‐ぶ【楽舞】
音楽と舞。また、音楽に合わせた舞。