あめのうた【雨の歌】
《原題、(ドイツ)Regenlied》ブラームスのバイオリンソナタ第1番の通称。ト長調。全3楽章。1878年から1879年に作曲。第3楽章の主題に、自身が作曲した同名の歌曲を用いている。
アメリカじん【アメリカ人】
《原題、The American》ドボルザークの弦楽四重奏曲第12番。ヘ長調。1893年作曲。米国滞在中の代表作であり、五音音階や黒人霊歌を採り入れた作品として知られる。アメリカ。
あやいと‐おり【綾糸織】
「一楽織(いちらくおり)」に同じ。
あやぎり【綾切】
雅楽の舞曲。高麗楽(こまがく)。高麗壱越調(いちこつちょう)。四人舞。本来は女舞で、のちに男舞となる。愛妓女(あいぎじょ)。
あやつり‐しばい【操り芝居】
文楽など、操り人形を用いてする芝居。操り狂言。
あやつり‐じょうるり【操り浄瑠璃】
1 三味線を伴奏とした浄瑠璃に合わせて、人形を操る芝居。文楽など。操り芝居。人形浄瑠璃。 2 操り芝居で語る浄瑠璃。特に、義太夫節。
あやつ・る【操る】
[動ラ五(四)] 1 物を動かして使う。操作する。「櫓(ろ)を—・る」「人形を—・る」 2 うまく取り扱う。巧みに使いこなす。「楽器を—・る」「三か国語を—・る」 3 意のままに人を動かす。特に...
あやのつづみ【綾鼓】
謡曲。四番目物。宝生(ほうしょう)・金剛流。女御に対するかなわぬ恋に絶望して死んだ庭掃きの老人の妄執を描く。→恋重荷(こいのおもに)
(綾の鼓)三島由紀夫の戯曲。
をモチーフとする1幕の近代...
あら‐たま【粗玉/新玉/荒玉/璞】
1 掘り出したままで、まだ磨いていない玉。 2 その真価や完成された姿をまだ発揮していないが、素質のある人。「爺いさんの記憶にあるお玉の姿は、まだ—の儘(まま)であった」〈鴎外・雁〉 3 (新玉...
アラビアのおどり【アラビアの踊り】
《原題、(ノルウェー)Arabisk dans》グリーグの管弦楽曲。「ペールギュント」第2組曲の第2曲。イ短調。第1組曲の第3曲「アニトラの踊り」と対をなす。