おおば‐みねばり【大葉峰榛】
ヨグソミネバリの別名。
けい‐しん【荊榛】
イバラとハシバミ。また、それらが茂る雑木林のこと。「細径は—の間に通ぜり」〈鴎外訳・即興詩人〉
しん【榛】
[人名用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]はしばみ 雑木や草が群がり生える。やぶ。「榛荊(しんけい)・榛莽(しんぼう・しんもう)」 [名のり]はり・はる
せいよう‐はしばみ【西洋榛】
カバノキ科の落葉低木。葉は卵円形で縁に二重のぎざぎざがある。実は球形で、食用。トルコ・イタリアなどに多い。ハゼル。ヘーゼル。
つの‐はしばみ【角榛】
カバノキ科の落葉低木。山地に生え、葉は倒卵形。3月ごろ、穂状の雄花と頭状の雌花とがつく。果実はふつう2個が向き合ってつき、長い角状の突起がある。ながはしばみ。
はしばみ【榛】
カバノキ科の落葉低木。日当たりのよい地に生え、高さ約5メートルに達する。葉は円形で先がとがり、縁に不規則なぎざぎざがある。3月ごろ葉より先に、黄褐色の尾状の雄花穂と紅色の雌花とがつく。実はどんぐ...
はり【榛】
ハンノキの古名。「明けされば—のさ枝に夕されば藤の繁みに」〈万・四二〇七〉
ま‐はり【真榛】
榛(はり)の美称。「住吉(すみのえ)の遠里小野の—もち摺(す)れる衣の盛り過ぎ行く」〈万・一一五六〉
みね‐ばり【峰榛】
ヨグソミネバリの別名。
よぐそ‐みねばり【夜糞峰榛】
カバノキ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は黒みがかった赤土色ではがれやすく、冬緑油(とうりょくゆ)に似た匂いがし、葉は卵形で縁にぎざぎざがある。5月ごろ、尾状の雄花穂と、上向きの雌花穂とをつけ、果...