でんし‐しき【電子式】
原子の結合様式を表すため、元素記号のまわりに最外殻電子を示す点を配置した式。結合に寄与する電子対や孤立した不対電子などを、視覚的かつ直感的に把握することができる。1916年、米国のG=ルイスが考...
でんし‐せんしょく【電子染色】
ある特定の生体組織や細胞の構造体を、電子顕微鏡で観察しやすくするために用いられる薬品。光学顕微鏡のための染色液と異なり、電子顕微鏡は色を識別できないため、電子線を散乱させるウランや鉛などの重金属...
でんしせん‐ホログラフィー【電子線ホログラフィー】
電子線を用いたホログラフィー。試料を透過した電子線と、電子線源から直接放射された電子線による干渉縞を記録し、これをコンピューターで解析することで、試料の立体構造や電場・磁場の情報を含む画像を作成...
でん‐しょく【電食】
電気化学的な作用により、金属が腐食すること。異なる2種の金属の接触面に生じるほか、水中や土中の金属構造物に周囲の水分が電解液としてはたらき、局部電池が形成されることで腐食する。電気化学的腐食。
デンタル‐バッテリー【dental battery】
小さな歯が何層にも重なり、おろし金のような形状をしたもの。絶滅した植物食の恐竜に見られる。最前列の歯が摩耗すると、次々の後ろの歯と置き換わる構造になっている。トゥースバッテリー。
でんどう‐たい【伝導帯】
結晶のバンド構造の中で、電気伝導に寄与する自由電子がとるエネルギー帯。絶縁体、半導体いずれの場合でも、通常は電子が存在しない空の状態であり、禁制帯のエネルギー幅を超えて価電子帯の電子が励起される...
でんどう‐ミシン【電動ミシン】
内蔵する電動モーターで針や生地の送りを制御するミシン。電子ミシンやコンピューターミシンに比べて、構造が単純で低価格のものが多い。
でんぱ‐ぎんが【電波銀河】
ふつうの銀河に比べて強い電波を出している銀河。光学的には楕円銀河が多いが、ふつうの銀河と明確な違いはない。しばしば双対する二つの楕円状の構造が見られ、その大きさは数百万光年におよぶ場合があり、宇...
でんぱ‐てんもんがく【電波天文学】
天体から来る電波を受信して、天体の性質、銀河系や宇宙の構造などを研究する天文学の一分野。
データ‐ウエアハウス【data warehouse】
企業などで、業務上発生または取得した情報を蓄積したデータベース。一般に、RDBMSなどの情報システムやデータマイニングで利用できるよう、時系列で整形した構造化データをさす。→データレーク →デー...