たすき【襷／手繦】
１ 和服の袖やたもとがじゃまにならないようにたくし上げるためのひも。背中で斜め十文字に交差させ両肩にまわして結ぶ。 ２ 一方の肩から他方の腰のあたりに斜めにかける、輪にした細長いひも。「次走者に...
たたき‐だ・す【叩き出す】
［動サ五（四）］ １ たたきはじめる。打ちだす。「太鼓を—・す」 ２ たたいて追い出す。また、勢いよく追い出す。「店から—・される」 ３ 金属をたたいて、模様などを浮き出させる。「一枚の銅板から...
たつた‐がわ【竜田川／立田川】
奈良県北西部、生駒山地の東側を南流して大和川に注ぐ川。古くからの紅葉の名所。上流を生駒川という。［歌枕］「—もみぢば流る神なびのみむろの山に時雨(しぐれ)ふるらし」〈古今・秋下〉 
《古今集・...
たつ‐なみ【立つ波／立つ浪】
逆巻く波頭(なみがしら)を図案化した模様。近世、染織などに用いられた。
たて‐おび【縦帯】
１ 垂直方向に長く伸びる帯状のものや模様。 ２ 梵鐘の部分の名。紐で区切られた縦長の帯状の部分。通常は4本あり、乳(ち)の間・池の間・草の間を縦に4分割する。
たて‐がすり【経絣】
縦糸だけで絣模様を織り出した織物。矢絣など。
たて‐じま【縦縞／竪縞／立縞】
１ 織物の縦糸の方向に織り出した縞模様。また、その織物。→横縞 ２ 動物の頭と尾を結ぶ軸に平行な縞模様。縦帯(じゅうたい)。
たて‐にしき【経錦】
縦糸で模様と色を表した錦。中国では漢から隋代に盛行したが、織り方が複雑で、色数も制限されたため、緯錦(よこにしき)の発達に伴って衰えた。けいきん。→緯錦
タペストリー【tapestry】
麻・ウール・絹などを用いて、絵や模様を織り出したつづれ織り。また、それを用いた壁かけ。タピストリー。タピスリー。
たま‐もく【玉目】
木目(もくめ)が渦巻き形のきれいな模様になったもの。クス・ケヤキなどにみられる。
