よこ‐なみ【横波】
1 船などの横側から打ちつける波。「—を受けて転覆する」⇔縦波。 2 波動を伝える媒質が、波の進行方向と垂直に振動する波。弦の振動、電磁波や地震のS波など。⇔縦波。
よこなみ‐さんり【横浪三里】
高知県中央部、須崎(すさき)市と土佐市にまたがる湾。正式名称は浦ノ内湾。湾口から湾奥までは東西約3里あり、横浪が湾内深く入ることからこう呼ばれる。横浪半島によって太平洋と隔てられたリアス式内湾。
よこ‐ならび【横並び】
1 横方向に並ぶこと。「机を—に置く」 2 関係する団体・企業が、そろって同じ方策をとること。他と同じであること。「大手各社の賃上げは—で5パーセント」「—意識」「—の地方行政」
横(よこ)に置(お)・く
1 その事柄を一時的に当面の話題から外す。さておく。 2 その事柄が不都合なので、触れないようにする。棚に上げる。「費用の件を—・いてはいけない」
横(よこ)に車(くるま)を押(お)・す
「横車を押す」に同じ。
横(よこ)にな・る
からだを横たえる。また、寝る。「くたびれて—・る」
横(よこ)に◦寝(ね)る
借りたものを返さない。借りたものを返さずに居直る。
よこ‐ぬい【横縫】
1 兜(かぶと)の鉢付けの板を鉢にとじつけた革ひも、または糸。 2 鎧(よろい)の胴と草摺(くさずり)とを縫い合わせた革ひも、または糸。
よこ‐ね【横寝】
[名](スル)横になって寝ること。横臥(おうが)。「—している男の顔は」〈康成・雪国〉
よこ‐ね【横根】
1 横にのびた根。 2 両足の付け根のリンパ節が炎症を起こして腫れたもの。梅毒など性病が原因で起こるものが多い。便毒。横痃(おうげん)。