はい‐し【廃弛】
[名](スル)すたれゆるむこと。弛廃(しはい)。「法令も、今は次第に—し」〈竜渓・経国美談〉
ハドレー‐じゅんかん【ハドレー循環】
地球規模の大気大循環の一つ。赤道付近の熱帯収束帯で温められて上昇した空気が、南北方向に緯度30度付近まで移動しつつ、次第に冷えて亜熱帯高圧帯で下降し、再び赤道に向かって循環を形成する。地表付近で...
日向(ひなた)に氷(こおり)
《日向に出した氷はすぐに溶けることから》次第に消えていくことのたとえ。特に、蓄えが乏しくなっていくことをたとえていう。
ピラミッド‐がた【ピラミッド形】
ピラミッドのように上部がとがり、下に向かって次第に広がった形。
フォーク‐ゲリラ
《(和)folk song+guerrilla(スペイン)から》ベトナム戦争中の昭和43年(1968)ごろから大阪・東京などで自然発生的に始まった学生・市民の反戦集会。駅前広場などに集まり、反戦...
ふ‐じ【不次】
1 順序・次第によらないこと。破格。「忠あらん者には、—の賞をおこなはるべし」〈古活字本保元・下〉 2 文章が乱れていること。また、そのような文章。手紙などで、自分の文章をへりくだって、末尾に記す語。
ぶん‐か【文華】
1 文明のはなやかであること。「従来の美術の次第におとろえ、英国の—を以ても、またミルトンをいださざるべく」〈逍遥・小説神髄〉 2 詩文の華麗なこと。また、その作品。「今日の—は皆ことごとくに金...
プログレッシブ‐ジェーペグ【プログレッシブJPEG】
《progressive JPEG》静止画像データのファイル形式の一つ、JPEG画像の拡張仕様。コンピューターにダウンロードして表示する際、画像の上辺から下辺に向かって表示するのではなく、はじめ...
へ‐まさ・る【経勝る/経優る】
[動ラ四]時日がたつにつれて次第にすぐれていく。「昔よりもあまた—・りておぼさるれば」〈源・朝顔〉
み‐ざめ【見醒め】
長く見ているうちに趣が薄れること。次第に見劣りがすること。「ああ云う派出(はで)な着物は、…遠くから見て、—がしない」〈漱石・野分〉