しょうじょう‐ごう【正定業】
浄土教で、阿弥陀仏の名号を唱えること。それが必ず極楽往生を保証する行為であるところからいう。
しょうじょう‐しゅ【正定聚】
必ず仏となることの決まった聖者。不退転の菩薩(ぼさつ)たち。真宗では、他力真実の信心を得た者をいう。
しょう‐せんぐう【正遷宮/上遷宮】
神社の改築・修繕が完了して、神体を仮殿(かりどの)から新殿に遷座すること。→仮(かり)遷宮
しょう‐ぜい【正税】
律令制で、正倉に貯蔵された官稲。毎年出挙(すいこ)し、利稲を国・郡行政の財源に充てた。大税。おおちから。
せい‐ぜい【正税】
⇒しょうぜい(正税)
しょうぜい‐ちょう【正税帳】
律令制で、各国の国司が1年間の正税の出納を記入して中央政府へ報告した決算帳簿。大税帳。税帳。
しょうぜいちょう‐し【正税帳使】
律令制で、四度(しど)の使いの一。毎年、諸国から正税帳を中央政府へ提出した使者。正税使。税帳使。
しょう‐そう【正倉】
律令時代、中央・地方の諸官司や寺院などに設置され、正税稲・宝物などを保管した倉庫。
しょうそう‐いん【正倉院】
奈良市東大寺大仏殿の西北にある宝庫。天平時代の建造で、校倉(あぜくら)造りの北倉・南倉を、板倉である中倉がつなぐ。宝物には、聖武天皇の遺愛品や東大寺の文書・寺宝などのほか、ペルシアおよびアジア...
しょう‐ぞう【正像】
仏語。正法と像法。