よこ‐あるき【横歩き】
横向きに歩くこと。
よこ‐さら◦う【横去らふ】
[連語]《「さらう」は動詞「さる」の未然形に反復・継続の助動詞「ふ」の付いたもの》横に移動する。横歩きをする。「百伝ふ角鹿(つぬが)の蟹(かに)—◦ふ何処に至る」〈記・中・歌謡〉
よこふ‐どり【横歩取り】
将棋の戦法の一。相手が角道を開けるために突き出した歩を、その横の飛車で取るもの。
よこ‐やま【横山】
起伏が少なく横に連なっている山。「赤駒を山野にはかし捕りかにて多摩の—徒歩(かし)ゆか遣(や)らむ」〈万・四四一七〉
よしえ‐やし【縦ゑやし】
[副]《副詞「よしゑ」+間投助詞「や」「し」から》 1 たとえ。かりに。「馬買はば妹徒歩(かち)ならむ—石は踏むとも我(わ)は二人行かむ」〈万・三三一七〉 2 ええままよ。どうなろうとも。「天の...
よしの‐がわ【吉野川】
紀ノ川の上流。奈良県中東部の大台ヶ原に源を発し、北西に流れて吉野町で西に転じ、和歌山へ入って紀ノ川となり紀伊水道へ注ぐ。長さ81キロ。アユが名産。 四国中央部を東流する川。石鎚(いしづち)山...
よ‐すがら【終夜】
[副]《「すがら」は接尾語》一晩中。よもすがら。「冬は落葉深く積みて風吹く—物の囁(ささや)く音す」〈独歩・わかれ〉
よそお・し【装し】
[形シク]美しくてりっぱである。荘厳である。「いと—・しくさし歩み給ふほど」〈源・松風〉
余所(よそ)に◦する
おろそかにする。また、無視する。「親の心配を—◦して遊び歩く」
よたか‐そば【夜鷹蕎麦】
夜間、街頭に出てそばを売り歩く商人。また、そのそば。夜鳴きそば。《季 冬》「みちのくの雪降る町の—/青邨」