がん‐し【雁歯】
橋の上の横板。雁の列や歯並びのように1枚1枚食い違って並ぶところからいう。雁木(がんぎ)。「橋、—の危きをなせり」〈太平記・三九〉
こ‐さい【瓠犀】
ひさごの種(たね)。美人の歯並びのよい白い歯をたとえていう語。
し‐れつ【歯列】
歯並び。歯なみ。
しれつ‐きょうせい【歯列矯正】
よくない歯並びを直すこと。矯正装置が使われる。
しんび‐しか【審美歯科】
虫歯や歯周病などの治療による歯の機能の回復・改善に加えて、歯や歯茎の色、歯並びや口元の表情などの美しさを獲得・維持することを目的として行われる歯科治療の一分野。→美容歯科
すき‐ば【透(き)歯】
歯と歯の間がすいていること。また、その歯並び。すきっぱ。
ぜつ‐へき【舌癖】
舌を常に歯に押し付けているなど、舌に関連する癖。指しゃぶり、鼻の病気による口呼吸などが原因で起こると考えられている。この癖により歯並びが悪くなったり発音に影響が出たりする。弄舌(ろうぜつ)癖。
は‐がた【歯形/歯型】
1 歯でかんだあとにつく形。「かまれて—がつく」 2 (歯型)歯並びの形を石膏(せっこう)などでうつしとったもの。「—を取る」
びよう‐しか【美容歯科】
主に美容の向上を目的として、歯や歯茎の色、歯並びや口元の表情などの美しさを改善する医療分野。歯の機能の回復・改善は必ずしも目的としないことが多いが、審美歯科と同義に用いられることもある。
マウスピース【mouthpiece】
1 管楽器の吹き口。 2 ⇒マウスガード 3 口にはめて使う医療器具。胃カメラの挿入時にケーブルの損傷を防ぐものや、歯並びの矯正(きょうせい)に使用するものなどがある。