きかにっき【帰家日記】
江戸前期の紀行文。井上通著。元禄3年(1690)刊。元禄2年(1689)、仕えていた養性院の死去にともない、江戸から東海道を経て讃岐(さぬき)へと帰国した旅の様子を記したもの。
き‐びょう【鬼病】
鬼神にとりつかれたかと思われるような奇妙な病気。「忽ちに—に遇ひて死去せし時に」〈万・三六八八・題詞〉
きょ【去】
[音]キョ(漢) コ(呉) [訓]さる いぬ [学習漢字]3年 〈キョ〉 1 その場から離れていく。さる。「去就・去来/薨去(こうきょ)・死去・辞去・逝去・退去」 2 時間が過ぎさる。今より一...
きょう‐ぶく【軽服】
遠縁の者の死去による、軽い服喪。また、そのとき着用する喪服。→重服(じゅうぶく)「きさいの宮の御—の程は、なほかくておはしますに」〈源・蜻蛉〉
きょう‐ほう【凶報】
1 悪い知らせ。⇔吉報。 2 死去の知らせ。「—に接する」
クメール‐ルージュ【Khmer Rouge】
《赤いクメール(カンボジア人)の意》カンボジアの反政府組織。特に、ポル=ポトを中心とする共産ゲリラ組織。1976年民主カンボジア政府を発足、反対派を大量虐殺する極端な共産主義革命を行った。ポル=...
グルババ‐の‐れいびょう【グルババの霊廟】
《Gül Baba türbéje》ハンガリーの首都ブダペストにある霊廟。ドナウ川西岸、ばらの丘地区に位置する。16世紀半ば、オスマン帝国がブダ城を攻め落とした直後に死去したトルコの軍人グル=バ...
群臣(ぐんしん)を棄(す)・つ
《「史記」楽毅伝から》君主・王が死去することをいう。
こいするオルランド【恋するオルランド】
《原題、(イタリア)Orlando innamorato》イタリアの詩人、ボイアルドによる長編の騎士道物語詩。1483年、第1部と第2部を出版。作者は第3部の執筆中に死去。作品は未完に終わり、1...
こう【薨】
律令制で、皇族または三位以上の貴族の死去をいう語。