ドナウ‐ベンド【Danube bend/Dunakanyar】
ハンガリー北部中央のドナウ川の屈曲部。ハンガリーとスロバキアとの国境を西から東へ流れるドナウ川が、南方に向きを変える辺りを指す。エステルゴム、ビシェグラード、センテンドレなど、中世の面影を残す古...
ドーソン‐シティー【Dawson City】
カナダ、ユーコン準州の都市。19世紀末から20世紀初頭、ユーコン川支流クロンダイク川両岸一帯の金採掘で栄えた。ゴールドラッシュの面影を残す建造物や浚渫(しゅんせつ)船が国定史跡に指定されている。
何(なに)はの事(こと)
1 どんな事。何事。「—を、さる住まひにて思ひ残し言ひ残すらむ」〈かげろふ・下〉 2 あれやこれやの事。万事。「いにしへに—も変らねど涙のかかるたびはなかりき」〈後拾遺・哀傷〉
なむ
[係助]《上代の係助詞「なも」の音変化。「なん」とも》名詞、活用語の連用形・連体形、副詞、助詞に付く。 1 上の事柄を強く示す意を表す。「夜半(よなか)うち過ぐるほどに—、絶えはて給ひぬる」〈...
名(な)を竹帛(ちくはく)に垂(た)る
《「後漢書」鄧禹伝から》長く後世に伝えられるような名を歴史の上に残す。功名を竹帛に垂る。
名(な)を留(とど)・める
名を後世に残す。「歴史に—・める」
ナンタケット‐とう【ナンタケット島】
《Nantucket》米国マサチューセッツ州南東部、コッド岬の南方約40キロメートルに浮かぶ島。19世紀に捕鯨産業で栄え、メルビルの小説「白鯨」にもその名を残す。現在は観光・保養地として知られる...
にほん‐のうえん【日本脳炎】
日本脳炎ウイルスの感染によって起こる脳炎。感染症予防法の4類感染症の一。コガタアカイエカの媒介によるため、夏に流行する。感染しても症状の現れないことが多いが、発病すれば致命率が高く、治っても重い...
にゅうぼうおんぞん‐しゅじゅつ【乳房温存手術】
乳癌(にゅうがん)の治療で、乳房をすべて切除せず、腫瘍(しゅよう)とその周囲だけを取り除く手術。乳房や乳首に多少の変形は起こるが乳房を残すことができる。 [補説]乳房の全切除手術と比べて生存率・...
ねこ‐おろし【猫下ろし】
猫が物を食い残すこと。また、その食い残した物。「猫殿は小食(せうじき)におはしけるや。聞こゆる—し給ひたり」〈平家・八〉