さとうがしのだんがんはうちぬけない【砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない】
桜庭一樹の小説。平成16年(2004)刊。家庭環境の異なる思春期の少女二人の交流と、残酷な末路を描く。
さん‐こく【惨酷/酸酷】
[名・形動]「残酷(ざんこく)」に同じ。「嗚呼流毒の—なる地震より甚しきはなし」〈津田真道・明六雑誌一七〉
ざん【残〔殘〕】
[音]ザン(呉) [訓]のこる のこす [学習漢字]4年 1 あとにのこる。「残業・残雪・残存・残念・残余・残留」 2 そこなう。くずれる。「残害・残欠/衰残・敗残・廃残・老残」 3 むごい。「...
ざんこくものがたり【残酷物語】
《原題、(フランス)Contes cruels》リラダンの短編小説集。1883年刊。雑誌等に発表した短編小説と詩作品に、未発表作品4編を加えたもの。1888年には同様の短編集「新残酷物語(Nou...
せっ‐しょう【殺生】
[名・形動](スル) 1 生き物を殺すこと。仏教では最も重い罪の一つとされる。「無益な—」「みだりに—してはいけない」 2 むごいこと。また、そのさま。残酷。「—な仕打ち」「そんな—なことは言う...
ち‐なまぐさ・い【血腥い】
[形][文]ちなまぐさ・し[ク] 1 血のにおいがする。「生焼けで、まだ—・い」 2 戦争や殺傷事件などで、流血を見るような残酷な状態である。「—・い事件」
杖(つえ)の下(した)から回(まわ)る子(こ)
杖を振り上げても逃げようとしないで、その下からすがりついてくる子供。自分を慕ってくるものには残酷な仕打ちはできないことをいうたとえ。杖の下に回る犬は打てない。
つみ【罪】
[名] 1 道徳・法律などの社会規範に反する行為。「—を犯す」 2 罰。1を犯したために受ける制裁。「—に服する」「—に問われる」 3 よくない結果に対する責任。「—を他人にかぶせる」 4 宗...
ながしま‐しんじ【永島慎二】
[1937〜2005]漫画家。東京の生まれ。本名、真一。赤裸々な青春像を巧みなタッチで描いた作品で、若者を中心に大きな支持を得た。代表作「漫画家残酷物語」「フーテン」「若者たち」など。テレビドラ...
ひど・い【酷い/非道い】
[形][文]ひど・し[ク]《名詞「非道(ひどう)」の形容詞化》 1 残酷である。むごい。「—・い目にあう」「—・い人」 2 度を超している。はなはだしい。「—・い寒さ」「—・い降りだ」 3 程度...