ざん‐しょく【残燭】
消え残りの灯火。明け方になっても消えずにいる灯火。
ざんしょ‐みまい【残暑見舞(い)】
残暑の時節に、親戚・知人などへ安否を尋ねること。また、その手紙。残暑伺い。→暑中見舞い
ざん‐しん【残心】
1 心をあとに残すこと。心残り。未練。 2 武芸で、一つの動作を終えたあとでも緊張を持続する心構えをいう語。剣道で、打ち込んだあと相手の反撃に備える心の構え。弓道で、矢を射たあとの反応を見きわめ...
ざん‐せい【残星】
夜明けの空に残っている星。有明の星。明けの明星。
ざん‐せい【残生】
年をとって、残り少なくなった人生。余生。
ざん‐せき【残席】
まだ予約や申し込みがされずに、残っている座席。「—の有無を確認する」「—わずかのセミナー」
ざんせき‐ど【残積土】
⇒原積土(げんせきど)
ざん‐せつ【残雪】
消え残った雪。特に、春になっても消えないで残っている雪。《季 春》「—やごうごうと吹く松の風/鬼城」
ざん‐ぜん【残喘】
残り少ない命。残生。「多病にして—を保つ方が」〈漱石・吾輩は猫である〉
ざん‐そ【残礎】
壊れた建物の跡に残っている礎石。また、礎石の跡。