い‐の‐しし【猪】
《「猪(い)の獣(しし)」の意で、「しし」は食肉用のけものをいう》偶蹄(ぐうてい)目イノシシ科の哺乳類。体長約1.4メートルで、首が短く、背面に黒褐色の剛毛がある。雄は犬歯が発達している。夜行性...
いのち‐げ【命毛】
《文字を書くのに最も大切な毛であるところから》筆の穂先のいちばん長い毛。
命(いのち)は鴻毛(こうもう)より軽(かる)し
《司馬遷「報任少卿書」から。「鴻毛」は、鴻(おおとり)の羽毛で、きわめて軽いもののたとえ》命を捨てることは、少しも惜しくない。→死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽し
いぶつ‐にくがしゅ【異物肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》体内に侵入した異物を好中球・マクロファージ・リンパ球などが取り囲み、肉芽組織を形成し、結節状になったもの。傷口から入った砂や石、金属、毛髪、動植物のとげ、...
イプスウィッチ【Ipswich】
英国イングランド南東部、サフォーク州の都市。同州の州都。オーウェル川の河口に位置する。グレートブリテン島に渡ってきたアングロサクソン人が築いた町の一つ。1200年にジョン王の許可を受けて以降、中...
いぼ‐あし【疣足】
1 ゴカイ類の歩行器官。各体節の両側に一対ずつあり、剛毛の束をもつ。この下方に排泄口(はいせつこう)をもつものもある。 2 ナマコの背にある、とげ状の突起。
いぼはな‐ざる【疣鼻猿】
オナガザル科のサル。顔と体の背面が黒く、顔のまわりから腹面は黄金色。鼻がしゃくれて上を向いている。中国四川省の高山にすみ、金毛猴(きんもうこう)・金糸猴(きんしこう)とよばれる。ししばなざる。こ...
いも‐むし【芋虫】
1 蝶や蛾の幼虫のうち、毛のないものの総称。特に、サツマイモの葉につくスズメガ類の幼虫。《季 秋》「—や半分蝶になりかかり/来山」 2 「俵返(たわらがえ)り」に同じ。
いやく‐ぶがいひん【医薬部外品】
薬機法に基づき医薬品と区別されている、人体に対する作用が緩やかな薬品。蚊取り線香・日焼け止めクリーム・脱毛剤・歯みがきなど。
いよ‐だ・つ【弥立つ】
[動タ四]寒さや恐ろしさのために身の毛が逆立つ。よだつ。「これを聞きて心に怖れをなし、身の毛—・つ」〈今昔・一・六〉