ひこ‐つか・す
[動サ四]ひくひくと動かす。「かばやきの匂ひに、ふたりは鼻のさきを—・して」〈滑・膝栗毛・二〉
[動サ下二]「ひこつかせる」の文語形。
ひさし‐がみ【庇髪】
束髪の一。入れ毛を使って前髪と鬢(びん)とをふくらませ、庇のように前方へ突き出して結う髪形。明治30年代ごろ、女優川上貞奴(かわかみさだやっこ)が始めてから、大正の初めにかけて流行。また、女学生...
ひざ‐かけ【膝掛(け)】
保温などのために、ひざの上にかける毛布や布。《季 冬》
ひざ‐くりげ【膝栗毛】
膝を栗毛の馬の代わりにして旅をすること。徒歩で旅行すること。「番組を勤め済まして、あとを—で帰る途中であった」〈鏡花・歌行灯〉
十返舎一九作の滑稽本「東海道中膝栗毛」、およびその続編の略称。
ひし‐せん【皮脂腺】
皮膚の内層にあって、脂質を蓄積し、毛孔を通じて皮脂として体表に分泌する腺。手のひらと足のうら以外の全身にある。脂腺。
ひじょう‐もちだしぶくろ【非常持(ち)出し袋】
地震や台風などの災害時、一時的に避難する際に必要なものを持ち出せるよう、まとめて入れておく袋。非常袋。防災袋。避難袋。 [補説]総務省消防庁では、最低限入れておくものとして、印鑑・現金・救急箱・...
ヒストリック‐キーサイド【Historic Quayside】
英国イングランド南西部、デボン州の都市エクセターの一地区。古代ローマ時代に波止場が築かれた場所で、16世紀から18世紀にかけて羊毛交易で栄えた。商館や倉庫などの建造物が残る。
ひたい‐ぎわ【額際】
額の髪の毛の生えぎわ。こうぎわ。
ひたちやま‐たにえもん【常陸山谷右衛門】
[1874〜1922]力士。第19代横綱。茨城県出身。本名、市毛谷右衛門。梅ヶ谷とともに明治期の相撲の黄金時代をつくった。大正3年(1914)引退、年寄5代目出羽の海を襲名。→第18代横綱大砲(...
ひっき‐ぐ【筆記具】
文字を書き記すための道具。鉛筆やペン、毛筆など。筆記用具。