ひっこう‐し【筆耕士】
表彰状や感謝状、宴会の献立や座席札などを毛筆で書くことを職業とする人。公的な資格はない。
ひっ‐しき【引っ敷】
1 毛皮に緒をつけて腰の後ろに当て、座るときに敷物としたもの。腰当て。尻皮。 2 「引っ敷の板」の略。 3 敷物。ひしきもの。「火燵(こたつ)に紫ぶとんを掛け、茶繻子(ちゃじゅす)の—」〈浮・織...
ひっ‐ぱ・ぐ【引っ剝ぐ】
[動ガ五(四)]《「ひきはぐ」の音変化》「引っ剝(ぱ)がす」に同じ。「毛布を—・ぐ」
ひっ‐ぱり【引っ張り】
1 引っ張ること。 2 路傍に立って通行人の袖を引っ張って客をとった売春婦。よたか。つじぎみ。「夜鷹だか、—だか」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 3 合同ですること。共同。「爰(ここ)では花も—にもら...
ひつ【筆】
[音]ヒツ(漢) [訓]ふで [学習漢字]3年 〈ヒツ〉 1 ふで。一般に、文字を書く道具。「筆硯(ひっけん)/鉛筆・擱筆(かくひつ)・硬筆・紙筆・執筆・朱筆・石筆・鉄筆・毛筆・万年筆」 2 ...
ひつじ【羊】
偶蹄(ぐうてい)目ウシ科ヒツジ属などの哺乳類の総称。中形で、毛は柔らかく、角は大きくて渦巻き状。主に地上の草をかみ切って食べ、群れで暮らす。地中海沿岸から中央アジア、北アメリカ西部の山岳地帯に分...
ひつじ‐ばえ【穭生え】
1 刈ったあとの株から再び伸びる稲。「田の—は其ままにて」〈貝おほひ〉 2 毛髪などがまばらに生えること。「—の眉毛(まみえ)がりきんだばかりで」〈滑・浮世風呂・二〉
ひつじ‐ばえ【羊蠅】
双翅(そうし)目ヒツジバエ科の昆虫。体長1センチくらい。体が密に毛に覆われ、ミツバチに似て、黄色で黒色の顆粒(かりゅう)を密につけている。幼虫は羊の鼻腔内に付着する害虫。
ひと‐じらみ【人虱】
シラミ目ヒトジラミ科の昆虫の総称。人間の頭髪につくアタマジラミ、衣服につくコロモジラミ、陰毛につくケジラミなどがある。
ひと‐すじ【一筋/一条】
[名] 1 細長い物の1本。一条。「—の髪の毛」「—伝わる涙」 2 一門。一族。「多くはただこの九条殿の御—なり」〈大鏡・師輔〉
[形動][文][ナリ] 1 ただ一つのことに心を傾けるさま。...