まよい【迷い/紕い】
1 迷うこと。心が乱れて判断がつかない状態。まどい。「行動に—を生じる」「一時の気の—」 2 心が煩悩(ぼんのう)に乱され、悟りきれないこと。また、成仏の妨げとなる死者の執念。 3 紛れること。...
マラカイト‐グリーン【malachite green】
塩基性染料の一。金属光沢のある青緑色の結晶。絹・羊毛・皮革を直接染色するが、日光・アルカリに弱い。
マラセチア‐もうほうえん【マラセチア毛包炎】
マラセチアという真菌が毛包内で増殖することによって起こる皮膚の病気。背中の上部・胸部・上腕・肩などの毛包に赤いにきびのような丘疹ができる。
マルセル‐せっけん【マルセル石鹸】
《「マルセル」はマルセイユから》オリーブ油などの植物油を原料とする中性石鹸。もとマルセイユ港から輸出したオリーブ油で作られた。水に溶けやすく、生糸の精練、絹・毛織物の洗濯などに用いる。絹練り石鹸。
マルチーズ【Maltese】
犬の一品種。マルタ島の原産といわれる。小形で快活。白く長い直毛をもち、目・鼻は黒い。古くから愛玩犬として知られる。
まる‐はなばち【丸花蜂/円花蜂】
ミツバチ科マルハナバチ属の昆虫の総称。体長15〜25ミリ。体はずんぐりし、長毛が密生する。花粉を媒介し、巣を地中に作って家族生活を営み、巣房は蜜蝋(みつろう)を分泌して球形や卵形に作られる。他の...
まるば‐うつぎ【丸葉空木】
アジサイ科の落葉低木。関東以西の山地に自生。葉は卵形で、両面に星状の毛がある。5、6月ごろ、白い5弁花が円錐状について咲く。
まる‐まげ【丸髷】
1 女性の髪形の一。後頭部に楕円形のやや平たい髷をつけたもので、既婚者が結った。江戸初期の勝山髷(かつやままげ)が原形。まるわげ。 2 江戸時代の男性の髪形の一。本多髷の一種で、刷毛先の丸いもの。
マルメロ【(ポルトガル)marmelo】
バラ科の落葉高木。葉は卵形で、裏面に灰白色の毛が密生。5月ごろ、白か淡紅色の5弁花を開き、洋梨状の黄色い実を結ぶ。実は香気があり甘酸っぱく、生食や砂糖漬けにする。イラン地方の原産で、日本には江戸...
マレー‐ぐま【マレー熊】
クマ科の哺乳類。マレー半島・スマトラ島・ボルネオ島などの森林地帯にすむ。体長100〜140センチとクマ科ではもっとも小さい。体毛は短く、胸にU字形の白斑がある。