たいりくせい‐きこう【大陸性気候】
大陸内部にみられる気候。気温の日変化・年変化が大きく、降水量は少ない。→海洋性気候
だい‐きこう【大気候】
日本・大陸といった、広い地域にわたる気候。→中気候 →小気候
ちちゅうかいせい‐きこう【地中海性気候】
ケッペンの気候区分による温帯気候の一。符合はCs。冬は温暖で雨が多く、夏は高温で乾燥する。エジプトとリビアを除く地中海沿岸・南アフリカ南西部・アメリカ西海岸・チリ中部などにみられる。オリーブやブ...
ちゅう‐きこう【中気候】
大気候と小気候の中間の規模の気候。水平方向の広がりが10〜200キロの範囲で、大都市・盆地などの気候。
ツンドラ‐きこう【ツンドラ気候】
ケッペンの気候区分による寒帯気候の一。符合はET。最暖月の平均気温がセ氏0以上10度未満。夏にはツンドラと呼ばれる永久凍土が溶けてコケ類や地衣類が育つが、農作物の生育には不適でトナカイの遊牧など...
とうがん‐きこう【東岸気候】
大陸の東岸に特徴的な気候。冬は低温乾燥、夏は高温多湿。日本の太平洋側気候はこれに属する。→西岸気候
とし‐きこう【都市気候】
都市にみられる、周辺の田園や森林地帯と異なる気候。高温や大気汚染による日射量の減少、風速の減少と風系の変化、霧や微雨日数の増加などを特徴とする。
にほんかいがわ‐きこう【日本海側気候】
日本列島の日本海側にみられる、冬は雪が多く、夏は晴天が多い気候。日本海に低気圧が発達するとフェーン現象が起こるなどの特徴がある。日本海岸式気候。→太平洋側気候
にほんかいがんしき‐きこう【日本海岸式気候】
⇒日本海側気候
ねったいうりん‐きこう【熱帯雨林気候】
ケッペンの気候区分による熱帯気候の一。符合はAf。一年じゅう雨が多く高温多湿で、ほぼ毎日午後にスコールが降る。常緑広葉樹のジャングルに覆われるが、雨のため表土が蓄積されにくく農業には不向き。イン...