おお‐ば【大場】
[名] 1 広い場所。 2 囲碁で、1着で地を大きく囲うことのできる点。「—を占める」 3 人のにぎわう場所。「—にすめる商人の心だま」〈浮・胸算用・五〉 4 「大庭(おおにわ)1」に同じ。「...
おお‐らか【大らか/多らか】
[形動][文][ナリ] 1 心がゆったりとして、こせこせしないさま。おおよう。「気持ちを—にする」「—な話しぶり」 2 (多らか)分量が多いさま。たくさん。「打ち蒔きの米(よね)を—にかきつかみ...
お‐かげ【御蔭/御陰】
1 他から受けた力添え・恩恵。また、神仏の助け。加護。「—をこうむる」 2 ある物事がもたらすよい結果。皮肉の気持ちをこめて、悪い影響についていうこともある。「熟睡した—で気分がいい」「残業が多...
お‐かたさま【御方様】
[代]二人称の人代名詞。江戸時代、敬愛の気持ちをこめて、多く女性が男性に対して用いた。あなたさま。「すぎし年の五月に、竜右衛門小者を御搦(から)めくだされしは、—か」〈浮・男色大鑑・一〉
おき‐どころ【置(き)所】
1 物を置くべき所。置き場所。置き場。「家具の—に困る」 2 心や身体の落ち着ける所。多く、「身の置き所が(も)ない」の形で用い、どうしようもない気持ちでいることを表す。
おきのどく‐さま【御気の毒様】
[形動] 1 相手の不幸に同情する気持ちを表す語。「事故に遭われたとは—です」 2 相手の期待に添えなかったり、相手に迷惑をかけたりしたときに謝る気持ちを表す語。皮肉に、またからかって用いられる...
お‐きもじ【御き文字】
《接頭語「御(お)」に「き」で始まる語の後半を略して、「文字」を添えた語》「お気持ち」「ご気分」「お気遣い」などの意。「かならず—安かれと」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
おく‐い【奥意】
1 心の奥底。ほんとうの気持ち・考え。 2 奥義(おうぎ)。
おくびょう‐かぜ【臆病風】
おじけづくこと。臆病な気持ち。「—に吹かれる」
おくり‐ぬし【贈(り)主】
祝い・礼・愛情などの気持ちから、金銭や品物を贈る人。