心(こころ)が解(と)・ける
心がやわらぐ。気持ちがほぐれる。「彼の—・けるまでそっとしておこう」
心(こころ)が晴(は)・れる
心配や疑念が消えて明るい気持ちになる。「試験のことを思うと—・れない」
こころ‐げそう【心化粧】
相手によく思われようと改まった気持ちになること。「この御方に渡らせ給ふ折は、—せさせ給ひけり」〈栄花・初花〉
こころ‐ざし【志】
1 ㋐ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「—を遂げる」「事、—と異なる」「—を同じくする」「青雲の—を抱く」 ㋑心の持ち方。信念。志操。「—を高く保つ」 2 相手のためを思う気持...
志(こころざし)を立(た)・てる
ある事を成し遂げようという気持ちをしっかりもつ。「政治家になろうと—・てる」
こころ‐ざ・す【志す】
[動サ五(四)] 1 ある事をしようと思い定める。心の中に立てた目的・目標に向かって進もうと決心する。「学問に—・す」「建築家を—・す」「或いは山崎を—・して逃ぐるもあり」〈太平記・一五〉 2 ...
こころ‐すず・し【心涼し】
[形シク] 1 さっぱりとして気持ちがよいさま。「山河の岩うつ音を聞くなへに—・しきひぐらしの声」〈拾玉集・二〉 2 いさぎよいさま。未練のないさま。「—・しく義兵をおこし、一戦をはげみ申すべし...
こころ・する【心する】
[動サ変][文]こころ・す[サ変] 1 十分に気を配って注意する。「過ちのないように—・する」→心して 2 その気持ちになる。心積もりする。「仲頼、行正、今日を—・しける琴を調べあはせて、二なく...
こころ‐づけ【心付け】
1 気をつけること。注意。配慮。心添え。「夕飯には母親の—で一銚子付けて」〈紅葉・多情多恨〉 2 世話になる人に感謝の気持ちを示すために与える金銭や品物。祝儀。チップ。「使用人に—を渡す」 3 ...
こころ‐なが・し【心長し】
[形ク] 1 同じ気持ちを持続しているさま。気が長い。「猶(なほ)—・く物詣(ものまう)ではすべきなり」〈宇治拾遺・六〉 2 心の落ち着いているさま。安心しているさま。「御とりなしを言うてくるる...