ひょうじゅん‐たいき【標準大気】
実際の大気の標準的な状態を定義したもの。大気の鉛直構造をモデル化し、対流圏や成層圏など各領域において定義される。高度計や航空機の性能評価などに用いられる。ISO(国際標準化機構)が定めた国際標準...
ひょうせつ‐きこう【氷雪気候】
ケッペンの気候区分による寒帯気候の一。符合はEF。一年じゅう気温はセ氏零度以下で、氷床(大陸氷河)が発達する。植物は全く育たず、調査・研究の基地などに人が住むのみで定住的な都市はない。グリーンラ...
ヒート‐ドーム【heat dome】
ある地域に高気圧が停滞し、下降気流を過剰に発生させるとともに地表の空気を閉じ込めることで、その地域の気温が異常に上昇する現象。高温部がドーム状にできることからの名。→ブロッキング高気圧
ピー‐イー‐ティー‐エム【PETM】
《Paleocene-Eocene thermal maximum》約5600万年前に発生したとされる、急激かつ短期的な地球温暖化現象。暁新世と始新世の境界で、数千年の間に地球全体の平均気温が5...
ふかい‐しすう【不快指数】
体感温度の一。気温・湿度の関係式から求める数字で、人体の感じる不快感の程度の目安とするもの。70以上では一部の人が、75以上では半数以上が、80以上では全員が不快を感じるとされる。DI(disc...
ふけん‐しゅうかんてんきよほう【府県週間天気予報】
気象庁が発表する週間天気予報の一つ。向こう1週間(発表日の翌日から7日先まで)の、各府県における1日ごとの天気・最高気温・最低気温・降水確率・予報の信頼度と、その期間の降水量と気温の平年値をまと...
ふゆ‐び【冬日】
1 冬の太陽。冬の日ざし。短い冬の1日。冬の日。《季 冬》「金輪際牛の笑はぬ—かな/蛇笏」 2 1日の最低気温がセ氏零度を下まわる日。→真冬日 →夏日 [補説]作品名別項。→冬日
ふれんぞく‐せん【不連続線】
大気中で、気温・湿度・風向などの気象要素が異なる不連続面が地表面と交わる線。前線は、その一種。
ふれんぞく‐めん【不連続面】
気温・湿度・風向などの気象要素が異なる、二つの空気塊の境界面。
プナカ【Punakha】
ブータン西部、プナカ県の都市。標高が約1400メートルと低く、気温が高い。17世紀前半、建国の父と称されるシャプトゥン(ガワン=ナムゲル)がプナカゾンという城を建造。1955年にティンプーが通年...