ふんかけいかい‐レベル【噴火警戒レベル】
気象庁が発表する気象統計情報の一つで、火山活動の状況を示す指標。周辺住民や登山者に向けて、危険が及ぶ範囲や必要な防災対策に応じて、レベル1(活火山であることに留意)・レベル2(火口周辺規制)・レ...
ふんか‐けいほう【噴火警報】
火山の噴火による災害を軽減するために、気象庁が全国110の活火山を対象として発表する警報。大きな噴石・火砕流・融雪型火山泥流など生命に危険を及ぼす火山現象の発生や、危険が及ぶ範囲の拡大が予想され...
ふんか‐そくほう【噴火速報】
登山者や火山周辺の住民に噴火の発生を迅速に知らせる情報。気象庁が常時観測火山を対象に提供。テレビ・ラジオ・携帯端末などで受信できる。
ふん‐せき【噴石】
火山が爆発的な噴火を起こすときに火口から噴出する火山弾や山体を構成する岩石の破片の総称。 [補説]気象庁では、風の影響を受けず弾道を描いて飛散するものを「大きな噴石」、それより小さく風に流されて...
ブイ‐エム‐シー【VMC】
《visual meteorological condition》有視界気象状態。パイロットが目視により飛行するのに十分適した気象状態のこと。
ブイ‐ロボット【buoy robot】
外洋で気象や海のようすを自動的に観測し、測定値を無線で通報する装置を搭載したブイ。
ブライト‐バンド【bright band】
上空の雪から雨に変わる層でレーダーの反射が強くなる現象。気象用レーダーの画像上では、レーダーの設置場所を中心とした円環状に映り、実際の降雨量を知る妨げとなる。
ブロッキング【blocking】
1 バスケットボール・アメリカンフットボールなどの球技で、からだの接触により相手の動きや攻撃を封じること。バスケットボールでは反則となる。ブロック。 2 バレーボールで、相手のスパイクを防ぐため...
ブロッキング‐こうきあつ【ブロッキング高気圧】
中高緯度の対流圏上層でブロッキング現象が発生したときに形成される、停滞性の背の高い高気圧。温帯低気圧や移動性高気圧の動きが妨げられ、異常気象をもたらすことがある。日本では梅雨時にオホーツク海で形...
ぶん‐ちょう【分潮】
潮位変動の主要因である天体による潮汐力を、個々の周期変動に分離したもの。それぞれ一定周期の正弦曲線で表される。これら分潮の和と地形による非線形的な効果や気象条件などを加えることで、潮位変化が計算...