おぼれ‐じに【溺れ死に】
[名](スル)おぼれて死ぬこと。水死。溺死(できし)。「深みにはまって—する」
かわ‐せがき【川施餓鬼】
水死人の霊を弔うために、川岸や舟の上で行う施餓鬼供養。《季 秋》
魚腹(ぎょふく)に葬(ほうむ)らる
《「楚辞」漁父から。魚のえさとなる意》海や川で水死する。
し【死】
[音]シ(呉)(漢) [訓]しぬ [学習漢字]3年 1 しぬ。しぬこと。「死因・死者・死亡・死滅/仮死・擬死・急死・決死・検死・枯死・情死・水死・生死・戦死・病死・瀕死(ひんし)・変死・悶死(も...
せがき‐ぶね【施餓鬼船】
水死人を供養する川施餓鬼のときに仕立てる船。《季 秋》
でき‐し【溺死】
[名](スル)水におぼれて死ぬこと。おぼれ死に。水死。「川で—する」「—者」
どざえもん【土左衛門】
《ふくれあがった水死体を、享保(1716〜1736)ころの江戸の力士成瀬川(なるせがわ)土左衛門の色白の肥満体に見立てて言いだしたものという》おぼれて死んだ人のからだ。水死体。
ながれ‐かんじょう【流れ灌頂】
出産で死んだ女性の霊をとむらうために、橋畔や水辺に棒を立てて赤い布を張り、通行人に水をかけてもらう習俗。布の色があせると亡霊が成仏できるという。地方によっては水死者のためなどにも行い、供養の仕方...
ふな‐ゆうれい【船幽霊】
1 海上に現れるという、水死した人の亡霊。船人に柄杓(ひしゃく)を要求するが、底を抜いて貸さないとその柄杓で水をかけられて船を沈められるという。 2 死水(しすい)3によって船足がおそくなる現象...
べきら‐の‐おに【汨羅の鬼】
《楚の屈原が汨羅に身を投じて死んだ故事から》屈原の霊。転じて、水死した人。溺死者。