かん‐ぴょう【冠氷】
⇒氷帽
くぎ‐こおり【釘氷】
寒さで手足が釘や氷のように冷え凍えること。「たたずむ足は—、身も冷え渡り」〈浄・寿の門松〉
けずり‐ひ【削り氷】
氷を削ったもの。「—に甘葛(あまづら)入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」〈枕・四二〉
けっ‐ぴょう【結氷】
[名](スル)氷が張ること。また、張った氷。「湾内が—する」《季 冬》
けん‐ぴょう【堅氷】
厚く、かたい氷。
けん‐ぴょう【懸氷】
つらら。氷柱。
こおり【氷/凍り】
1 水が固体状態になったもの。1気圧のもとではセ氏0度以下で固体化する。比重0.917。《季 冬》「歯豁(あらは)に筆の—を噛む夜哉/蕪村」 2 冷たいものや鋭いもののたとえ。「—の刃(やいば)...
こころ‐の‐こおり【心の氷】
不安や心配事などの解けがたい状態を氷にたとえていう語。心のしこり。「忠兵衛は世を忍ぶ—三百両」〈浄・冥途の飛脚〉
さい‐ひょう【砕氷】
[名](スル)氷を砕くこと。また、その砕かれた氷。
さい‐ひょう【細氷】
微細な氷の結晶が、大気中をゆっくり降下する現象。非常に温度の低いときに大気中の水蒸気が昇華して起こる。日光に輝いて見えるとき、ダイヤモンドダストという。