ちんでん‐ち【沈殿池】
浄水場などで、水中の浮遊物を沈殿させるための池。自然に行う普通沈殿池と、薬品沈殿池がある。
ちんとう‐びょう【沈頭鋲】
鋲の頭部が、接合した材と同一平面になる鋲。航空機の外板などに使用する。
ちんどう‐しき【沈胴式】
《retractable lens》カメラの電源を入れると、ボディーの内部に収められたレンズが繰り出してくる方式。カメラを使用しないときの収納性・携帯性に優れ、レンズの保護に役立つ。
ちん‐ぼつ【沈没】
[名](スル) 1 船などが水中に沈むこと。「台風でタンカーが—する」 2 酒に酔いつぶれること。「二次会の途中で—する」 3 遊びに夢中になって仕事や用事を忘れてしまうこと。特に歓楽街などに入...
ちんまい‐こうほう【沈埋工法】
水底トンネルの工法の一。箱状に区分して製造しておいたトンネル部分を水底に掘った溝に沈め、順次に接続してトンネルをつくる方法。
ちん‐めん【沈湎】
[名](スル)しずみおぼれること。特に、酒色にふけってすさんだ生活を送ること。「君江は此の快感に—して」〈荷風・つゆのあとさき〉
ちん‐もく【沈黙】
[名](スル) 1 だまりこむこと。口をきかないこと。「—を守る」「—を破る」「—して語らない」 2 音を出さないこと。物音もなく静かなこと。「深い夜の—」 3 活動をせずにじっとしていること。...
ちんもく【沈黙】
遠藤周作の歴史小説。江戸時代初期、キリシタン弾圧の中で棄教したポルトガル人司祭を主人公にした作品。昭和41年(1966)発表。同年、第2回谷崎潤一郎賞受賞。昭和46年(1971)、篠田正浩監督に...
ちんもく‐きかん【沈黙期間】
1 作家や音楽家などが著作物の発表や公演等の活動を中止してから、その活動を再開するまでの期間。 2 上場企業などが、決算情報の漏(ろう)洩(えい)を防止し、情報公開の公平性を確保するため、決算に...
ちんもく‐げき【沈黙劇】
台詞(せりふ)を極度に削った現代劇。