そう‐ざ【草座】
法会の際に導師が敷く座具の一。四方に糸を出して草の葉にかたどったもの。釈迦(しゃか)が悟りを開いたとき、金剛座に吉祥草(きちじょうそう)を敷いた故事による。
そう‐ざいちょう【総在庁】
諸大寺で、法会の際、総法務の下にあって衆僧を引率・指揮する職。また、その僧。
そう‐しょく【僧職】
1 僧という職業。僧の身分。 2 僧のする職務。法会・授戒・灌頂(かんじょう)などの儀式や、その他の寺院・宗派の仕事。 3 一宗の教師・住職。
そう‐ばん【双盤】
1 寺院で法会に打ち鳴らす金属製の盤。 2 歌舞伎の下座音楽に使われる楽器で、大形の当たり鉦(がね)に似たものを枠にかけ、撞木(しゅもく)で打つもの。寺院やその付近の場面などに用いる。 3 建築...
ぞうぶつ‐くよう【造仏供養】
仏像をつくって供物として捧げること。また、その法会。
たいし‐え【太子会】
聖徳太子の忌日の2月22日に催される法会。《季 春》
たい‐よう【対揚】
[名・形動](スル) 1 君命にこたえて、その主旨を広く世の中に示しあらわすこと。「朝旨に—し開化富強の基本を建んとす」〈新聞雑誌四五〉 2 つりあっていること。また、そのものや、そういうさま。...
たいりくだな‐じょうやく【大陸棚条約】
《「大陸棚に関する条約」の略称》1958年の第1次国連海洋法会議で採択されたジュネーブ海洋法4条約の一つ。沿岸国の主権的権利、上部水域やその上空の法的地位、大陸棚の探査や天然資源の開発の方法、境...
たんじょう‐え【誕生会】
釈迦(しゃか)の誕生日を祝って4月8日に行われる法会。灌仏会(かんぶつえ)。仏生会(ぶっしょうえ)。
だい‐あじゃり【大阿闍梨】
1 密教で、伝法灌頂(かんじょう)を授ける資格をもつ阿闍梨。灌頂の師。 2 両界曼荼羅(まんだら)の諸仏を供養する法会の導師。