たいざん‐ほくと【泰山北斗】
《「唐書」韓愈伝賛から》泰山と北斗星。転じて、その道の大家として最も高く尊ばれる人。泰斗。
大山(たいざん)鳴動(めいどう)して鼠(ねずみ)一匹(いっぴき)
事前の騒ぎばかりが大きくて、実際の結果が小さいこと。 [補説]もともとは、ラテン語のParturiunt montes, nascetur ridiculus mus.(山々が産気づいて、こっけ...
泰山(たいざん)を挟(わきばさ)みて北海(ほっかい)を超(こ)ゆ
《「孟子」梁恵王から》泰山をわきにかかえて渤海(ぼっかい)湾を飛び越える。人間の力ではとうていできないことのたとえ。
たい‐せい【泰西】
《西の果ての意》西洋。または、西洋諸国。「—名画」⇔泰東。
たい‐ぜん【泰然】
[ト・タル][文][形動タリ]落ち着いていて物事に驚かないさま。「—として構える」「—たる態度」
たいぜん‐じじゃく【泰然自若】
[ト・タル][文][形動タリ]落ち着いていて物事に動じないさま。「—として騒がず」
たい‐と【泰斗】
「泰山北斗」の略。「医学界の—」
たい‐とう【泰東】
《東の果ての意》東洋。⇔泰西。
たい‐へい【太平/泰平】
[名・形動] 1 世の中が平和に治まり穏やかなこと。また、そのさま。「—の夢を破る」「—な(の)世」「天下—」 2 「太平楽」に同じ。「わざと弱味をみせぬつもりの—なり」〈滑・続膝栗毛・九〉
たいめん‐てつどう【泰緬鉄道】
《「泰」はタイ、「緬」はビルマのこと》太平洋戦争中、日本軍がインパール作戦の物資輸送のため、タイ・ビルマ間に建設した鉄道。タイ側はクワイ川に沿う。連合国捕虜や現地人が動員され、数万の死者を出し、...