こせ‐は【巨勢派】
巨勢金岡(こせのかなおか)に始まる画家の家系。代々宮廷の絵所の中心的位置を占め、大和絵の発展に重要な役割を果たした。鎌倉時代以降は奈良興福寺に赴き、絵仏師として室町時代まで活躍。
こてん‐がくは【古典学派】
18世紀後半から19世紀初頭にかけて、アダム=スミスやリカードを中心にして成立した英国の経済学派。自由主義思想を基礎にすえて、資本主義経済を自律性ある再生産の体系として把握。古典派経済学。正統学派。
こてん‐は【古典派】
1 学問や芸術などにおいて、古典をその規範とする流派。 2 「古典派音楽」の略。
こぶんじ‐は【古文辞派】
古典の原典にさかのぼって、客観的、帰納的に古典の真義を探り、また詩文の創作では古文辞を規範とする一派。中国では明代の李攀竜(りはんりょう)・王世貞など。日本では荻生徂徠(おぎゅうそらい)とその門...
コペンハーゲン‐がくは【コペンハーゲン学派】
1933年にデンマークのイェルムスレウが結成した言語学派。コペンハーゲン大学の言語学研究者を中心とし、高度に抽象的な理論展開を特色とする。
ごけん‐さんぱ【護憲三派】
大正13年(1924)第二次護憲運動を推進した憲政会・立憲政友会・革新倶楽部の三つの政党。
ご‐は【五派】
⇒五家(ごけ)
ご‐は【呉派】
中国、明代中期以降の画派。沈周(しんしゅう)を祖とし、文徴明・董其昌(とうきしょう)など、南宗画を復活・展開した文人画家たちをいう。→浙派(せっぱ)
ご‐は【語派】
同一語族に属する諸言語のうち、特に近い類縁関係にあるものの称。インド‐ヨーロッパ語族のゲルマン語派・スラブ語派など。
ご‐りっぱ【御立派】
[名・形動]他人のすぐれた点などをほめていう語。多く、皮肉の気持ちを込めて用いる。「—な意見ばかり並べる」