はま‐さじ【浜匙】
イソマツ科の越年草。海岸の砂地に自生し、高さ30〜60センチ。葉はさじ形で厚い。秋、白い小花が穂状に咲く。
はまざき‐しんじ【浜崎真二】
[1901〜1981]プロ野球選手・監督。広島の生まれ。慶大卒業後、都市対抗野球で投手として活躍。昭和22年(1947)45歳で阪急(オリックスの前身)に入団、選手兼任監督となる。同25年に48...
はま‐しおん【浜紫苑】
ウラギクの別名。
はま‐しぎ【浜鷸】
シギ科の鳥。全長21センチくらい。夏羽は上面が赤褐色で腹に黒斑があるが、冬羽は灰褐色。首が短く、くちばしは長くて下方に曲がる。ユーラシア・北アメリカ北部で繁殖。日本では主に冬、海浜や干潟でみられ...
はま‐しばい【浜芝居】
江戸時代、大坂の道頓堀の浜側(北側)にかかった小芝居。転じて、大阪で一般に小芝居をいう。
はま‐じ【浜路】
浜辺の道。浜に沿った道。
はま‐じょうゆ【浜醤油】
春、小イワシを塩・麹(こうじ)・水に漬け、秋にその上澄みに醤油を加えて調味料としたもの。
はま‐じんちょう【浜沈丁】
ゴマノハグサ科の常緑低木。紀伊半島以南の海岸に自生し、高さ約1.5メートル。葉は披針形。7月ごろ、紫色の鐘形の花をつけ、果実は海流により散布。
はま‐すげ【浜菅】
カヤツリグサ科の多年草。海辺や河原に生え、高さ20〜30センチ。葉は堅く、線形。夏から秋、茎の頂に細い苞(ほう)を数枚つけ、その中心から穂を出す。塊根を漢方で香附子(こうぶし)といい、薬用。《季 夏》
はます‐どり【浜州鳥】
[枕]浜辺の水鳥がよちよち歩く意から、「足悩(あなゆ)む」にかかる。「—足悩(あなゆ)む駒の惜しけくもなし」〈万・三五三三〉