ふ‐ゆう【浮遊/浮游】
[名](スル) 1 空中や水面に浮かびただようこと。「空気中に—するほこり」 2 行先を定めないで旅をすること。「本朝鼎臣(ていしん)の外相を以て、異国—の来客に見えん事」〈盛衰記・一一〉
ふゆう‐きらい【浮遊機雷】
敵艦船の航路などの水面直下に浮遊させておく機雷。
ふゆうじせき‐ちかんほう【浮遊耳石置換法】
⇒エプリー法
ふゆう‐せいぶつ【浮遊生物】
⇒プランクトン
ふゆうせい‐ゆうこうちゅう【浮遊性有孔虫】
プランクトンとして浮遊生活を送る有孔虫の総称。現生では底生有孔虫に比べて少ない。陸からの砂や泥が流れ込まない海底に堆積し、石灰質軟泥となる。また、堆積岩中に微化石として見つかり、太古の海洋環境を...
ふゆう‐せんこうほう【浮遊選鉱法】
粉砕した鉱石を、油や起泡剤を加えた水に入れてかきまぜ、ぬれにくい鉱物粒子を気泡に付着させて分離・回収する方法。浮遊選別。
ふゆう‐せんべつ【浮遊選別】
⇒浮遊選鉱法
ふゆう‐りゅうしじょうぶっしつ【浮遊粒子状物質】
⇒エス‐ピー‐エム(SPM)
ふゆう‐れい【浮遊霊】
心霊主義的な考えに基づいて、現世をさまよっているとされる霊。
ふゆう‐わくせい【浮遊惑星】
恒星などの公転軌道にない、惑星程度の質量をもつ天体の総称。もとは恒星を公転していた原始惑星や惑星などが、他天体との重力相互作用で弾き出され、大きく銀河を公転し始めたものと考えられている。自由浮遊...