あぶり‐だし【焙り出し/炙り出し】
1 乾くと消える明礬(みょうばん)水などで紙に字や絵をかいておき、火であぶるとそれが現れるようにしたもの。 2 「電子焙り出し」の略。→デジタルステガノグラフィー
あわ【泡/沫】
1 液体が空気を包んでできた小さい玉。あぶく。「—が立つ」 2 口の端に吹き出る唾液(だえき)のあぶく。「—を吹く」「口角(こうかく)—を飛ばす」 3 すぐ消えるところから、はかないことのたとえ...
い・える【癒える】
[動ア下一][文]い・ゆ[ヤ下二] 1 病気・傷などが治る。治癒する。「病が—・える」 2 悲しみ・苦しみ・悩みなどが消える。「心の傷が—・える」
いぐい【居杭/井杭】
狂言。居杭という者が、清水観音で頭にかぶると姿の消える頭巾(ずきん)を手に入れ、周囲の人々をからかう。
いっか‐せい【一過性】
1 病気の症状などが一時的であること。「—発熱」 2 現象が一時的ですぐ消えること。「—のブーム」
いっかせい‐のうきょけつほっさ【一過性脳虚血発作】
脳の一時的な循環障害によるさまざまな症状。片麻痺(へんまひ)・手足のしびれ・失語・視力障害などがみられるが、数分間から24時間以内には消える。脳梗塞の前兆とされる。TIA(transient i...
いぼ‐むしり【疣毟】
カマキリの別名。この虫でさすればいぼが消えるといわれた。いぼじり。いぼうじり。《季 秋》「蜂ねぶる舌やすめずに—/誓子」
いんけん‐インク【隠顕インク】
紙に書いたときは無色または淡色で見えないが、熱したり適当な処理をしたりすると濃青色に見えるようになるインク。塩化コバルトの希水溶液がよく用いられ、放置すると空気中の水分を吸って再び青色は消える。
う・せる【失せる】
[動サ下一][文]う・す[サ下二] 1 なくなる。消える。いなくなる。「血の気が—・せる」 2 「行く」「去る」をののしっていう語。「とっとと—・せろ」 3 死ぬ。「二十九にてなむ、—・せ給ひに...
うた‐かた【泡沫】
《「うたがた」とも》 1 水面に浮かぶ泡(あわ)。「—の如(ごと)く消える」 2 はかなく消えやすいもののたとえ。「—の恋」「—の夢」 [補説]書名別項。→うたかた