けっかんせい‐ふしゅ【血管性浮腫】
皮膚や粘膜の限られた範囲にできる浮腫。唇やまぶたに好発し、必ずしもかゆみはなく、数日以内に消える。1882年にドイツの内科医クインケ(H.I.Quincke)が報告したことから、クインケ浮腫とも...
こ‐くう【虚空】
[名] 1 何もない空間。大空。「—に消える」「—にのぼる」 2 仏語。何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所としての空間。 [名・形動ナリ] 1 事実にもとづかないこと。また、そ...
さ・める【覚める/醒める】
[動マ下一][文]さ・む[マ下二] 1 眠っている状態から、意識のはっきりした状態に戻る。「朝早く目が—・める」「麻酔が—・める」 2 眠けや酒の酔いが消える。「酔いがいっぺんに—・める」 3 ...
さ・る【去る】
[動ラ五(四)] 1 《本来は移動する意で、古くは、遠ざかる意にも近づく意にもいう》 ㋐ある場所から離れる。そこを離れてどこかへ行ってしまう。遠ざかる。「故郷を—・る」「この世を—・る」「片時も...
しめ・る【湿る】
[動ラ五(四)] 1 乾いていたものが水分を含んでぬれた感じになる。水気を帯びる。「夜露で—・った地面」「—・っている洗濯物」 2 気がめいる。物思いに沈む。また、元気がなく沈んだ状態になる。振...
しゃっきょう【石橋】
謡曲。五番目物。寂昭法師が入唐して清涼山の石橋に行くと、童子が現れ、橋のいわれを語って消える。やがて、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)に仕える獅子(しし)が現れて牡丹(ぼたん)の花に狂い舞う。
シャボン‐だま【シャボン玉】
石鹸水をストローなどの管の先につけ、他の端から軽く吹くとできる気泡。日光に当たると美しい色彩を見せ、空中を漂い浮かぶ。また、現れてはすぐ消える、はかないもののたとえにも用いる。《季 春》
しょう【銷】
[音]ショウ(セウ)(呉)(漢) 1 金属をとかす。とける。「銷金」 2 消える。消す。「銷夏・銷却」
しょうさんぎん‐アンモニアようえき【硝酸銀アンモニア溶液】
硝酸銀の水溶液にアンモニア水を加えて酸化銀を沈殿させ、さらにその沈殿が消えるまでアンモニア水を加えたもの。銀鏡反応に用いられる。アンモニア性硝酸銀溶液。トレンス試薬。
しょう・する【消する/銷する】
[動サ変][文]せう・す[サ変] 1 消える。また、消す。「山高くして雪—・せず」「この恨みを—・するすべなし」 2 日時を過ごす。暮らす。「酒を飲(のん)で日を—・するのみ」〈秋水・兆民先生〉