ひら‐くさ【平草】
テングサ科の紅藻。房総半島以南のやや深い海に産する。長さ約40センチ。紫紅色で、羽状に枝分かれし、平たい。寒天の原料。
び‐きしょう【微気象】
地表面から2メートルくらいまで、あるいは100メートルくらいまでの大気現象。地面の状態によって著しい影響を受け、生物の生活や農業・建築などにかかわりが深い。
ビクトリア‐とう【ビクトリア島】
《Victoria Island》ナイジェリア南西部の都市ラゴスの都心部の一地区。ギニア湾と潟湖(せきこ)の間に位置し、東側が本土に接する。かつては潟湖の南側に位置する島だったが、植民地時代に...
び‐げん【微言】
[名](スル) 1 微妙な言葉。意味の深い言葉。 2 それとなく言うこと。かすかにつぶやくこと。「時器を見て—するのみ」〈織田訳・花柳春話〉
び‐しん【微震】
地震の強さの旧階級。静止している人や特に注意深い人が感じる程度のものとされ、震度1にあたった。→震度
ビッグベンド‐こくりつこうえん【ビッグベンド国立公園】
《Big Bend National Park》米国テキサス州南西部にある国立公園。1944年設立。リオグランデ川が刻んだ深い峡谷と岩山が連なるチソス山脈を中心に、荒涼とした砂漠が広がる。先史時...
びわ‐がに【琵琶蟹】
アサヒガニ科の甲殻類。やや深い海の砂底にすむ。甲は細長い楕円形で、甲長約4.5センチ。表面は滑らかで淡紅色。本州太平洋岸から南に分布。
フィヨルド【fjord】
氷食によってできたU字谷が海面下に沈み、海水が浸入してできた狭くて深い湾。ノルウェー・南アラスカ・チリ・ニュージーランド南島などに発達。峡湾。峡江(きょうこう)。
ふか‐い【深井】
1 深い井戸。 2 能面の一。中年の女面で、多く「隅田川」「三井寺」など、子を失って悲しむ狂女の役に用いる。深い憂いをたたえた表情からの名称という。
ふか‐ぐつ【深靴/深沓/深履】
1 短靴に対して、足を深くおおう形に作った靴。ブーツ。 2 雪路などで履く、わら製の長靴。 3 公家(くげ)などが雨・雪のときに用いた、革製黒漆塗りの深い沓。→浅沓