せいひんのしょ【清貧の書】
林芙美子の短編小説、。昭和6年(1931)雑誌「改造」に発表。三度目の結婚となる主人公と、自身の夫である手塚緑敏をモデルとする画家との新婚生活を描く。
せい‐び【清美】
[名・形動]清らかで美しいこと。また、そのさま。「—なるは霜白き時の朝日なり」〈蘆花・自然と人生〉
せい‐ふう【清風】
さわやかな風。すがすがしい風。また、清新な空気・気分。「一陣の—」
せい‐ふく【清福】
1 清らかな幸福。精神的な幸福。「僕のおとう様がうらやましがって、あれが—というものじゃと言うておられた」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉 2 手紙文で、相手の幸福を祝っていう語。「御—をお祈り申し...
せい‐ぼく【清穆】
清らかで、やわらいでいること。多く、手紙文で相手の幸福・健康を祝う語として用いる。「御—の段お喜び申し上げます」
せい‐めい【清明】
[名・形動] 1 清く明らかなこと。また、そのさま。「—の気」「—な秋月」 2 二十四節気の一。4月5日ごろ。このころ、天地がすがすがしく明るい空気に満ちるという。《季 春》「—の路ゆく媼(ば...
せいめい‐さい【清明祭】
沖縄で、陰暦3月の清明節に墓前で行われる祖先を祭る行事。《季 春》
せいめい‐じょうが【清明上河】
中国の風俗画の画題。清明節でにぎわう北宋の首都汴京(べんけい)(河南省開封(かいほう))の風物を汴河沿いに描いたもの。
せい‐や【清夜】
静かで夜気のすがすがしい夜。
せい‐ゆう【清友】
交情の清らかな友。風雅の道を楽しみ合う友。