しょ【渚】
[人名用漢字] [音]ショ(呉)(漢) [訓]なぎさ 波打ちぎわ。なぎさ。「汀渚(ていしょ)」 [補説]「渚」「渚」ともに人名用漢字。
ちとせ‐の‐こえ【千歳の声】
千秋楽・万歳楽などを唱える声。千年の長寿や世の平和を祈る声。「伊勢の海の渚を清み住む鶴の—を君に聞かせむ」〈続後拾遺・賀〉
ちょうこう‐ぶんめい【長江文明】
長江(揚子江)の流域で発達した、稲作を基盤とする古代農耕文明。新石器時代初期に中流域で栄えた彭頭山(ほうとうざん)文化や、新石器時代晩期に中流域で栄えた屈家嶺(くつかりょう)文化、下流域で栄えた...
てい【汀】
[人名用漢字] [音]テイ(漢) [訓]みぎわ なぎさ 波打ち際。水際。「汀渚(ていしょ)・汀線/長汀」
なごり【余波】
《「なみのこり」の音変化》 1 波が打ち寄せたあと、渚のあちこちに残っている海水や海藻など。「難波潟(なにはがた)潮干の—よく見てむ家なる妹が待ち問はむため」〈万・九七六〉 2 強風の吹きやんだ...
は‐ぐくも・る【羽ぐくもる】
[動ラ四]ひなが親鳥に羽で包まれる。たいせつに育てられる。「武庫(むこ)の浦の入江の渚鳥(すどり)—・る君を離れて恋に死ぬべし」〈万・三五七八〉
ふな‐よそ・う【船装ふ】
[動ハ四]船出の支度をする。「津の国の海の渚に—・ひ発(た)し出も時に母(あも)が目もがも」〈万・四三八三〉
らん‐てい【蘭亭】
中国浙江(せっこう)省紹興(しょうこう)県の南西、蘭渚(らんしょ)にあった亭。昔の文人たちが流觴(りゅうしょう)の遊を行った曲水がある。→流觴曲水