ゆどの‐はじめ【湯殿始め】
1 新生児に産湯(うぶゆ)をつかわせたのち、3日目に湯を浴びさせること。湯始め。 2 新年に初めて入浴すること。湯始め。《季 新年》→御(お)湯殿始め「—に身を清め、新枕(にひまくら)せし姫始め...
ゆ‐な【湯女】
1 湯泉宿で客の接待をした女。 2 江戸時代、江戸・大坂などの湯屋にいた遊女。
ゆな‐ぶろ【湯女風呂】
江戸時代、湯女を置いた湯屋。
ゆ‐に【湯煮】
[名](スル)料理の材料を湯で煮ること。また、その煮たもの。
ゆ‐の‐あわ【湯の泡】
硫黄(いおう)。湯のあか。「—、白土(しらつち)また和松(ひきまつ)あり」〈肥前風土記〉
ゆ‐の‐かみ【湯の神】
温泉の神。温泉をつかさどる大己貴神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)の二神。
ゆのかわ‐おんせん【湯の川温泉】
北海道函館市湯川町を中心に松倉川沿いにある温泉。泉質は塩化物泉。
ゆ‐の‐こ【湯の子/湯の粉】
1 茶の湯で、懐石の終わりに出す練り湯に入れる焦げ飯や煎(い)り米。 2 釜底に焦げついた飯を粥(かゆ)にしたもの。「もはや—の便も切れ、露命すでに終らん事」〈浮・貧人太平記〉
ゆ‐の‐こ【湯ノ湖】
栃木県日光市の西部にある湖。湯川が三岳(みつたけ)(標高1945メートル)の溶岩流によりせき止められてできた。面積0.32平方キロメートル、最大深度12メートル、湖面標高1475メートル。マス釣...
ゆのごう‐おんせん【湯郷温泉】
岡山県美作(みまさか)市にある温泉。泉質は塩化物泉。奥津温泉・湯原(ゆばら)温泉とともに美作三湯の一。平安時代、円仁が白鷺(しらさぎ)に導かれて発見したという伝説が残る。