おまる‐がわ【小丸川】
宮崎県中部を流れる川。東臼杵(うすき)郡椎葉(しいば)村南東部の九州山地に源を発し、ほぼ東流したのち尾鈴山地に阻まれて南流に転じ、宮崎平野北部の児湯(こゆ)郡高鍋町で日向(ひゅうが)灘に注ぐ。長...
おやす‐きょう【小安峡】
秋田県南東部にある峡谷。皆瀬川上流の急流が小安岳(標高1292メートル)を浸食してできた深い谷。紅葉や上流にある大噴湯が有名。栗駒国定公園の一部。
お‐ゆ【御湯】
「湯1・2」の美化語。
お‐ゆどの【御湯殿】
1 「湯殿」の尊敬語・美化語。 2 清涼殿の北西、後涼殿に続く渡殿(わたどの)にある、天皇が沐浴する部屋。 3 「御湯殿の儀式」の略。 4 御湯殿の儀式に奉仕する女房。 5 近世、大名などの湯あ...
おゆどの‐の‐うえ【御湯殿の上】
1 清涼殿の西廂(にしびさし)北端にある、近侍の女官の詰め所。西側に御湯殿がある。 2 院・女院・将軍などの殿舎の、御湯殿近くにある侍女の詰め所。
おゆどののうえのにっき【御湯殿上日記】
清涼殿の御湯殿の上の間に奉仕する代々の女官がつけた仮名書きの日記。文明9年(1477)から貞享4年(1687)のものが伝存。宮中儀式や女房詞などを知るうえで貴重な史料。
おゆどの‐の‐ぎしき【御湯殿の儀式】
皇子誕生のとき、吉日を選んで産湯(うぶゆ)を使わせる儀式。御湯殿始め。「—をはじめて、御弦打ち、書(ふみ)読む人も」〈夜の寝覚・五〉
おゆどの‐はじめ【御湯殿始め】
1 「御湯殿の儀式」に同じ。 2 鎌倉時代以降、武家で正月に行われた、その年初めて入浴する儀式。
おゆ‐わり【御湯割(り)】
ウイスキーや焼酎(しょうちゅう)などを湯で薄めること。また、そのもの。
おり‐ゆ【居り湯/下り湯】
別に沸かした湯を湯船に移し入れて使う風呂。のちには据え風呂と混同された。