たな‐もの【棚物】
茶の湯で、茶席の道具畳(手前畳)に据えて、水指(みずさし)・茶入れ・薄茶器・羽箒(はぼうき)・香合・柄杓(ひしゃく)・蓋置(ふたおき)などを飾るのに用いる棚の総称。袋棚・四方(よほう)棚・桑小卓...
たにがわ
上越新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成9年(1997)運行開始。東京・越後湯沢(冬季はガーラ湯沢)駅間などを結ぶ。2階建て車両E4系が使用される際の名称は「Max(マックス)たにがわ」。
たぷ‐たぷ
[副](スル) 1 容器にたくさん入っている液体が揺れ動くさま。「カップに—(と)注がれた湯」 2 ふくらんでいるものが、やわらかく揺れ動くさま。「胴回りが—(と)してきた」
たまか
[形動][文][ナリ] 1 倹約でつましいさま。「新たに湯を沸かす手数と、薪の倹約とが出来るので、田舎の—な家ではよくやる事だ」〈左千夫・春の潮〉 2 細かい点にまで心を配って物事をするさま。誠...
たまご‐ゆ【卵湯】
鶏卵に砂糖を加えてかきまぜ、熱湯を注いで作った飲み物。
たまつくり‐おんせん【玉造温泉】
島根県松江市にある温泉。泉質は塩化物泉・硫酸塩泉で、出雲国風土記にも記される古湯。付近は瑪瑙(めのう)などの産地で、古代玉造部が置かれた。
たよ‐たよ
[副] 1 力が弱ってたよりないさま。よわよわしいさま。「知死期(ちしご)は不思議のいい目を見せて、—として火鉢に凭(よ)った」〈鏡花・湯島詣〉 2 しなやかなさま。なよなよ。「綺羅の袂を弄びな...
たよら
[形動ナリ]「たゆら」に同じ。「足柄(あしがり)の刀比(とひ)の河内に出づる湯のよにも—に児ろが言はなくに」〈万・三三六八〉
たらい【盥】
《「てあら(手洗)い」の音変化》湯水を入れ、顔や手足などを洗うための容器。洗濯や行水などに用いる平たいおけ。洗面器より大型のもの。古くは多く取っ手がついていた。
たれ‐ぬの【垂れ布】
1 部屋の出入り口などに垂れ下げた布。平安時代には、帳(とばり)の役もした。「湯殿の—をときおろして」〈宇治拾遺・三〉 2 看板がわりに店に垂れ下げるのれん。「下京に目くすしあり。—に、金こ目く...