アイベックス【ibex】
高山の岩場にすむ野生のヤギの総称。アルプスアイベックス・シベリアアイベックスなど。角は、雄のものは大きくて後方に湾曲し、表面に竹のような節がある。
アベラシオン【(フランス)aberration】
収差。光学系によって結像するとき、像の理想像からの幾何光学的なずれ。球面収差・コマ収差・非点収差・像面湾曲・ディストーション・色収差がある。アベレーション。
いそ‐み【磯廻】
《「み」は動詞「み(廻)る」の名詞化で、曲がりめぐること、また、そのような地形をいう》 1 磯に沿ってめぐること。「大舟に真梶しじ貫(ぬ)き大君の命(みこと)かしこみ—するかも」〈万・三六八〉 ...
いぬ‐やらい【犬矢来】
湾曲した割り竹を並べて建物の壁や塀の下部を覆う、背の低い柵。京都の町屋などに多く見られる。
うち‐せん【内鑯】
刃のついた面が外側に湾曲している鉋(かんな)。桶板(おけいた)の内側や屋根のこけら板などを削るのに用いる。⇔外鑯(そとせん)。
うつぼ‐がわら【靫瓦】
屋根の谷または本瓦葺(ぶ)きに用いる瓦。両端が翼をもつ「凵」の形をなすが、中央がやや湾曲している。
うら【浦】
《「裏」と同語源で、外海に対して内側の意》 1 海や湖が湾曲して陸地に入り込んだ所。入り江。 2 海辺。浜。
うら‐み【浦廻/浦回】
《「み」は動詞「み(廻)る」の連用形から。曲がりめぐること、また、そのようになっている地形》 1 舟で浦を漕ぎ巡っていくこと。「藤波を仮廬(かりほ)に造り—する人とは知らに海人(あま)とか見らむ...
えび‐こうりょう【海老虹梁/蝦虹梁】
エビのように湾曲した虹梁。側柱と本柱など、高低差のある所に用いる。唐様建築の特色の一。
えんしゅう‐りゅう【遠州流】
1 茶道の流派の一。小堀遠州を開祖とし、江戸初期に成立した。 2 生け花の流派の一。宝暦・明和(1751〜1772)期に春秋軒一葉が創始したという。生花(せいか)が主で、枝の強い湾曲の花形が特色。